店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
吉本興業という会社は、芸人くずれ、いや失礼、もとい、元芸人だった人は絶対にマネージャーとして採用しないそうでございます。以前、何かの情報番組で見た覚えがございます。岡本社長の会見、それがアダになりましたねぇ。
芸人ってのは人前に出ることに慣れておりますので、腹が据わっているのでございます。宮迫博之、田村亮二人の会見は、実に堂々としておりました。弁護士からの助言も有ったのでしょうが、声の抑揚やスピードなど、よく抑制された堂々とした話しっぷりでございました。
人というのは、緊張するほどに動作や話し方が早くなるものでございます。恐かったり不安だったりするから、間が持てないのでございます。これは、音楽や舞台でもよく有ること。そこで、物を言うのが、舞台度胸。舞台であえてゆっくり動くというのは、相当な度胸が必要なのですよね。
それで、芸人二人の会見と岡本社長の会見、明暗が分かれましたね。もし吉本興業の社長が芸人上がりだったら、また違った結果になっていたかも。堂々の互角の会見をやり遂げ、この問題はますます泥沼化していった可能性もございます。まぁ今回は、一気に芸人側に形勢逆転となったのでございます。
また、岡本社長は謝罪の大原則を踏んでいなかったのでございます。もうね、これがダメダメ。宮迫博之さんは、「保身のために嘘つきました、全責任は私に有る」と早い段階で明言しております。一方、岡本社長は、「(恫喝は)冗談でした」とお茶を濁してしまった。会見が5時間半にも及ぶ長丁場になったのも、岡本社長のこのお茶濁しが原因の様なものでございます。