«前の日記(2019-06-04) 最新 次の日記(2019-06-06)» 編集

薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

2008|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|10|12|
2015|01|03|12|
2016|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|

2019-06-05 【ちっちゃな頃からナントカで】

夜、たまたまサッカーの試合を放送してましたので、店番をしながら観戦しておりました。なにやら「初の3バック」がドウタラコウタラ。今までとは違う戦い方をしているらしいのですが、何が違うのか、ワタクシにはあまり分からない。それよりも、商品の「キリン一番搾り1年分」の方が気になったのでございます。

大昔、「天才クイズ」という番組がございまして、スポンサーが食パン会社。小さな子供が多数出演するクイズ番組なのですが、その番組の参加賞が「食パン1年分」。子供ながらに、1年分の食パンを持ち帰っても、食べるのに困るだろうと思ったものでございます。

まぁ、まさか生ものを1年分一気に送りつけたりはしないでしょうけどね。何回かに分けるか引換券の様な物を渡すのでしょうね。とにもかくにも、「賞」と付くものの景品は、「1年分」という単位が大好き。そもそも、1年分をどうやって計算しているのかってのも気になりますけどね。

「牛一頭」なんて景品も、どこかで見たことがございます。酪農家ならそのまま受け取ることも可能でしょうが、一般の人にはどうやって渡してるんでしょう? 仮に牛肉にしたところで、大変な量でございますよ。というか、解体作業を想像したら、実に生々しくて痛々しい景品でございます。

ワタクシの人生で、始めて当たった景品と言いますと、雑誌の懸賞でございますね。小学館の『小学○年生』という雑誌がございましたでしょ。あれの懸賞はがきで、1回だけ当選したことがございます。ただねぇ、せっかく当たったのでございますが、ちょっとした手違いがありまして、まぁそれがワタクシの人生の因縁づけみたいになっております。

応募はがきのプレゼント番号の欄に、ワタクシ、「7」と書いて応募したはずなのでございます。多分、レーシングマシンのオモチャか何かだったような気がいたします。しかし、当選して送られてきたのは、なぜか「リカちゃん人形」。どうやら、出版社で「7」と「1」を読み違えられた様でございます。

ワタクシ、小さな頃から女の子と間違えられて成長してましたが、もうね、とうとう、「雑誌の懸賞でも女の子扱いか!」と思ったものでございます。まぁ、今現在、長年、ニューハーフとして生活して来ていることを考えますと、何かしらの因縁めいたものを感じるのですよね、そのリカちゃん人形に。

そうそう、そのリカちゃん人形、長いこと、家の人形棚に飾ってましたねぇ。最初は「欲しかったん、これと違う」と思ったものですが、ワタクシ自身、まんざらでもなかったのでしょうね。むしろ、その人形で、ちょっとワクワクする気持ちも有ったのでございます。心の奥底でうごめく女心と、それをまだ認めない世間一般の常識と、その狭間で心が揺れ動く幼少期の思い出でございます。では、では。


«前の日記(2019-06-04) 最新 次の日記(2019-06-06)» 編集