店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
・新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します
https://www.mof.go.jp/currency/bill/20190409.html
日本の紙幣、世界で一番偽造の難しいお札でございます。まぁ、それでも、最近、チラリと精巧な偽札の事件とか有りましたから、ここらで刷新ということでしょう。でもね、キャッシュレス化を勧めている昨今、この新札景気でますますキャッシュレスが遠のく様な気もいたします。
お札のね、数字がダサイと、いろいろ言われております。確かに、何の飾り気もない、言うならばデジタル的な数字でございます。これが仮デザインなのか? あるいは最終型なのか? まぁ、どんな形になるにせよ、「使えば都」、使っているうちにすぐ馴染むのでございます。
世間が気にしているのは、一万円札の「1」と、千円札の「1」の書体が違うこと。千円札の1には、頭のチョロンのない棒1でございます。なぜ、わざわざ変えたのでしょうねぇ。一万円と千円をひと目で区別がつきやすいようにでしょうか? 弱視の人には、有効かもしれません。
あと、想像するに、あの数字の部分が盛り上がるインクで印刷されてまして、目の不自由な人はその数字部分を触ることでも識別できるようにしてあるのでしょうか? そうしますとね、「1」の書体を変えることで、最初の一文字を触るだけで、千円、五千円、一万円の区別が出来るのでございます。
千円札の裏には、葛飾北斎が! これ、外国人が欲しがるだろうなぁ。このお札欲しさに、外国人観光客が増えるかもしれませんよ。そしたらね、もう、富嶽三十六景をシリーズで出しちゃえばいい。この浮世絵部分だけ差し替えて、千円札だけポツリポツリと新しいのを出すのでございます。
富嶽三十六景、「三十六景」と言いながらも全部で46図あるそうでございます。年に2回、新千円札を出していても、23年かかる。あら、ちょうどそのころ、五千円や一万円札も刷新の時期ですねぇ。そうしましたら、次は東海道五十三次のシリーズでも出しましょうか(笑)。
気分は、永谷園お茶づけ海苔のオマケカード。コンプリートしたがる人が世界中に現れるでしょうねぇ。キャッシュレス化どころか、お札の大増刷! 日本のお札を世界に「輸出」でございます。まぁ、お札だけ出て行って国内で消費してもらえないとなると、経済的になんか心配な面はございますけどね。