店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
口の卑しい、いやもとい、新製品には目のない薫さん、今日は食べ物のお話でございます。毎日の様に新製品が出るインスタント業界ですが、たまたま見つけた商品で「これは、イケル!」と言えるのを見つけたのでございます。それが、これ。
「スガキヤ」と言えば、名古屋の日清。いや、そのたとえ、微妙だな(汗)。そのスガキヤから発売の「岐阜タンメン」でございます。タンメンと言えば、てんこ盛りの野菜が定番スタイル。さて、このカップ版「岐阜タンメン」は、そのタンメンにどこまで迫れるのかっ!
カップにトッピングが入りきらないことを想定して、丼を用意でございます。カップにお湯を注ぎぃの、丼をお湯で温めぇの、その上ではカット野菜がグルグル回りぃの。指定時間は「熱湯4分」。この4分間の最後の瞬間に、三つの要素のピークが重なり合い、そして融合する! インスタント調理の醍醐味でございます。
カップ麺のフタを剥がし、軽く麺をほぐしながら、まず麺だけを丼に移す。これ重要。フタの上で温めていた「液体スープ」をカップに残ったスープに投入し、攪拌、攪拌、攪拌! そして、丼の麺の上から、そのスープを投入! 次の瞬間、計った様に電子レンジから「チン」という快音が響き渡り、キッチンは静寂を取り戻すのでございます。
でっきあっがり! 先に麺だけを丼に入れると、スープを思う存分かき混ぜる事が出来るのですよね。そして、もうひとつの効能として、具が麺の上に来る。これは気持ちいい。「肉入りカット野菜」、温める前は袋パンパンだったのに、出来上がると意外と量少なめ。まぁ、野菜なんで、仕方がないかなぁ。では、トッピングしてみましょうか。
カップ麺に付属の「辛味あん」を乗せまして、まぁ、トッピングした分、味が薄くなっているでしょうから、ここは天下の「S&Bテーブルコショー」の出番でございます。う~ん、野菜てんこ盛りとは行かなかったけど、まぁまぁの質感でございますね。
さて、口の卑しい、いやもとい、食いしん坊の薫さん、ここで更なるトッピングでございます。実は、一連の作業と同時進行で、もうひとつの食材を処理しておりました。目玉焼き! そして最後に、刻み海苔をチョイト振りかけまして、名古屋薫アレンジ岐阜タンメンの最終型でございます。
以上、美味しくいただきました。肉入りカット野菜をふた袋使う、あるいは、自分で野菜炒めを作って乗せる、そんなことをすれば、より「てんこ盛り」に近づくのでしょうが、そこまでしてしまうと、それは「インスタント調理」の領域を超えてしまう。この最終型が、インスタントギリギリ領域ではないでしょうか。