«前の日記(2019-02-11) 最新 次の日記(2019-02-13)» 編集

薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

2008|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|10|12|
2015|01|03|12|
2016|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|

2019-02-12 【頑張れ、お豆腐屋】

あるタレントが、1人分の湯豆腐なるものをご自身のブログで紹介しておりました。何やらダイエットにも健康にも良さそうということで、そのタレントさん、箱買いで大量に買っておりました。ワタクシも興味津々、ネットで発注したのでございます。それが、これ。

「昆布だし湯豆腐」「海鮮スンドゥブ」それぞれ、6個でワンセット。いそいそと、両方、計12個をネットで発注したのでございます。納入が少し遅れるとの丁寧なメールが、製造元からすぐに届きます。タレントが紹介した影響でしょうか、注文が殺到した様子でございます。

さて、ネットの写真を見て、説明文も読まずに衝動買いしたワタクシ。説明文は重要ですよね。商品が届いてから、大きな大きな勘違いに気がつくのでございます。小さなパッケージに入った保存食かと思いきや、ちょっと大きめの、生のお豆腐。もちろんクール便で届き、賞味期限は製造日含めて15日とのこと

大きな箱が届きまして、その中には、12個の湯豆腐がビッシリ! ネットの写真では小さく見えたのですよねぇ。1個1個の大きさが分かるような画像をご覧頂きましょう。傍らに置いてあるのはワタクシの(普通の大きさの)携帯電話でございます。

ねっ、まぁまぁの大きさでしょ。これが、6個+6個で、計12個、届いたのでございます。しかも要冷蔵。賞味期限は15日。15日で12個なら、楽勝で食べられるのでございます。問題は大きさと要冷蔵。もうね、冷蔵庫の中が湯豆腐でマンチクリンなのでございます(笑)。

袋から出すと、こんな感じになっております。

入っているのは、湯豆腐のパックとお出汁の袋、あと1人鍋用のお皿。どうやら、お豆腐のパックは全ての商品共通で、お出汁パックだけが商品ごとに違うようでございます。付属のお皿にお豆腐を入れまして、お出汁をかける。そのまま、電子レンジで3分30秒で、でっきあっがりッ!

お豆腐がね、お豆腐がね、すごく美味しい! パッケージの写真の様に、自前でいろいろトッピングを乗せてもいいのですが、このお豆腐とお出汁だけでも十分満足! お豆腐の自然な味を楽しむためにも、味の濃い「海鮮スンドゥブ」よりも「昆布だし」の方が、個人的にはオススメかな? 

商品に付いてきたパンフレットを見ますと、この商品を出している会社、お豆腐がらみの様々な商品を開発しているようでございます。今回紹介した「ひとり鍋シリーズ」の他に、「おかずやっこシリーズ」「とうふ麺シリーズ」なんてのもございます。「飲むとうふ」なんてチャレンジングな商品も!

この商品を発注して、いろいろ知ったのでございますよね。まず、お豆腐という商品は賞味期限との戦いであること。作り置きが出来ないのでございます。ワタクシが製造元から受け取った納入遅延のメールなどは、その影響でしょう。いきなり来た大量の発注に、従業員さん総出で対応したのかもしれませんよね。

つい最近まで、「お豆腐は冷蔵で流通させなければならない」という法律が有ったそうでございます。こういった法律も有って、お豆腐の流通はかなり限定的にならざるを得なかったのかもしれません。ただね、この法律が最近撤廃されて、新たなる商品も生まれているそうでございます。

日曜日の「ガッチリ」という番組を見てましたら、常温で90日保存が出来るお豆腐が発売されているそうでございます。実はかなり以前からあったそうですが、上記の法律が有ったために国内では流通させられず、もっぱら輸出用として製造されていたとのこと。あぁ、もったいない。

街のお豆腐屋さんがどんどん廃業していく昨今、お豆腐の新しい可能性を見出すべく努力している企業もございます。また、法律が変わったことによって、お豆腐の流通形態そのものが大きく変わる可能性もございます。お豆腐屋さん、応援したいですね。では、では。


相模屋食料株式会社(ひとり鍋)
 https://www.sagamiya-kk.co.jp


さとの雪食品株式会社(常温保存豆腐)
 https://www.satonoyuki.co.jp

「四季とうふ」という商品が「常温90日保存可能」とのこと。国内で流通している物は、法律の制約上「要冷蔵」と書かれているけど、常温保存が可能な商品だそうです。


«前の日記(2019-02-11) 最新 次の日記(2019-02-13)» 編集