店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
先週、「ポカよけブーさん」を、わざわざ写真付きで紹介いたしました。そうやって気を付けてはいるのですが、今日、やっちゃいました。「ブーさんを付けなきゃ」と思った時には、すでにお客様を2人ほど、VIPルームへご案内した後でございました。申しわけない。その2人のお客様には、次回来店時に割引させていただきます。
さて、お話変わって、連日の大変な暑さに関するお話。夏場、エアコンを送風だけにしたい時、設定温度を最高の31℃にしたりいたします。けど、ここ数日は、その設定でもエアコンがフル回転で回っております。そりゃぁ39℃とかあるのですから、当然でございますね。
ここで、みなさん、毎年この時期に叫ばれるある言葉が今年は叫ばれていないことにお気づきでしょうか? それはですねぇ、電力会社の「節電」の言葉でございます。電力供給の厳しくなるこの時期、普通なら電力会社は節電をお願いするのが常でございます。が、しかし、今年の電力会社は、完全に沈黙を守っております。
テレビでは「生命に危険がおよぶ暑さ」と叫んでおります。そして、「ためらわず冷房を」とエアコンの使用を勧めております。実際に熱中症の被害者が出ている中、この空気の中で「節電」なんて叫んだら、それこそ電力会社に非難殺到は必至。各電力会社、ヒヤヒヤしながら毎日メーターの針(か数字)を凝視してることでしょう。
やはり、冷房は使わざるを得ない。しかし、もし、大規模な停電が発生し、その停電が長期に渡ったりしたら、その地域は大損害でございます。熱中症のことを考えますと、地域住民全員が避難場所へ移動なんて必要もあるかも。冷房は使わざるを得ないけど、停電はもっともっと有り得ないのでございます。
ここでね、電力会社が電力供給量に関して言及出来る空気を、誰かが作ってあげなければいけませんよね。福島の事故以降、各電力会社はどこも世論を怖がっております。日本人ってこういうとき、「自分が我慢して頑張れば良いんだ」なんて思っちゃうけど、電力会社の自己犠牲に運命を委ねるというのはあまりにも危険。取り返しが付かないことになったら、どうするの?
電力会社がジリジリしながら堪え忍んでいる電力供給量に関し、大臣なり政府関係者が話の口火を切る必要があると思いますけど。そしてね、「どさくさに紛れて!」って思われるかも知れませんけど、夏の間だけでも原発の再稼働を考慮してみてはどうでしょうか? 火力発電所がダウンするって可能性も有るわけですしね。
すぐに原発を動かす必要はないかも知れません。しかし、裁判所の判断など事前に手続きを済ませておかなければ、本当に必要になった時にすぐ動かせない。停電してから手続きを始めたのでは遅いのでございます。ワタクシの杞憂かもしれませんが、沈黙を続ける電力会社が不気味でしょうがないのですよね。
原発再稼働に関しては、日本中が、まだまだ感情的過ぎると思っております。日本は資源の乏しい国土なんですから、使えるものはとことん使うべきでしょ。ワタクシ、福島の事故以降の猛烈な原発への逆風は、当時、天然ガスを売りつけたがっていたロシアの策謀ではないかと思っております。結局、日本は言い値の高価な天然ガスを購入せざるを得なくなりましたからね。