店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
仕事柄、大勢のニューハーフ、女装者を見てきております。結論から申しますと、「女装する人の中で、かなり多くの人が幼少期に十分な愛情を注がれていない」ということでございます。育児放棄や虐待、イジメなどを受けていた人が多いのでございます。幼少期の体験と衣装倒錯、これは絶対に因果関係があると睨んでおります。
ここから推測するに、今、性同一性障害を訴えている人の多く、というか、ほとんどは、本当は「心の病気」ではないかなぁと思っております。しかしながら、診断を下す過程で、こういった心の病気はあまり疑われてない。ワタクシ、批判を顧みず断言いたしますよ。
ワタクシも、20代位までは性転換を考えておりましたよ。カルーセル麻紀さんを羨ましいと子供心に思ったこともございます。でもね、女性として行動する期間が長くなり、一般社会に埋没するにつれ、パンツの中の形などどうでもよくなったのでございます。ワタクシ、さらに断言いたします。
そしてここに、新たな提案をいたします。本当に「性同一性障害」という診断を下せる人は、ほんの一握りでございます。ですので、最初から「性同一性障害ありき」で診断を始めるのではなく、他の心の病気まで想定に入れた新しい病名を考えるべきでございます。
こんなのはどうでしょう? コミュニケーション障害、うつ病、心身症、乖離性同一性障害、ノイローゼ、こんなようなものが変身願望の病因になることがございます。こういった可能性を極力最後まで見逃さないように、最初からあらゆる可能性を想定した病名からスタートするべきだと思っております。
さらに、マスコミにも問題がある。性転換してうまく行っている人ばかりが脚光を浴びる。しかしその影で、多くの「失敗した、早まった」と後悔している人にはフォーカスを当てない。さらに、「性転換してないけど、上手に異性の性別で社会生活してます」という人も、まったく話題にならない。