店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
まず、ひとつ、お知らせを。先日、ワタクシがレポートした新人の「柚木めい」ですが、結局、退店ということになりました。非情に短い期間でしたが、お疲れさまでした。何とかこのお仕事が出来る様にワタクシも努力したのでございますが、このお仕事ってのは、ほんと、向き不向きがはっきりしているのでございます。申しわけございません。
さて、お話は変わります。朝起きてテレビを見ておりましたら、何やら対談番組が画面に映っており、久米宏、市川紗椰、デーモン小暮が、大相撲の話で盛り上がっておりました。その対話の中で、久米宏さんが舞の海さんに次の様な質問をしたときの体験談をしておりました。
久米宏「 | 普段から連絡を取り合うような仲の良い間柄の力士が、もし千秋楽で、片方が七勝七敗、もう片方が二勝十二敗で取り組みとなったら、どうするんですか?」 |
舞の海「 | そういうのも含めて、大相撲なんですよ」 |
え~と、寝ぼけておりましたのでうろ覚えですが、だいたいこんな内容。ちょいと含みのある舞の海さんの返答は、「ガチ相撲も大相撲、人情相撲も大相撲、そのどちらも飲み込んでしまうような大きな大きな存在なんですよ、大相撲は」てな感じの意味合いなのでしょうか?
落語に人情相撲の話があるように、情に流されて勝ち星を譲ってしまうというのは江戸の時代から有ったようでございます。けど、外国勢が増えた現在の大相撲で、その日本的な「人情の機微(きび)」というものがどれほど伝わるでしょうかねぇ? まぁ、ひとつ言えるのは、ガチとか情とか、そのどちらかで括ってしまえる程に単純なものでは無いようでございます、大相撲は。