店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
出来るだけ新しい新聞を置いておきたいという思いから、いつも夕方の5時頃にお店を抜け出し、コンビニまで買いに行っております。数年前は、お店の真下にコンビニがありましたので、新聞を買いに行くのもラクチン。ささっと行って、1分以内に戻って来れたりしたのでございます。
そのコンビニが無くなってからは、近くのコンビニまで買いに行くことになったのですが、近いと言っても往復10分くらいはかかる。お店がバタバタしていると出かけるチャンスを失い、結局、営業終了した深夜に買いに行くことになったりいたします。
本日も、そんな深夜行脚の日。深夜にしか会わない店員さんとか居まして、中京スポーツを5部とかレジに持っていくと、慣れていない人は戸惑いますよね。同じ新聞でいいですか?って聞かれることもありますし、新聞を入れ替えに来た業者さんと間違われることもございます。
コンビニコーヒーだけ買って、こぼさないように大事に持ちながら出て行くケバい女性。風俗店の方でしょうか。疲れた顔で夜食と晩酌を買っていくサラリーマンの人。残業、ご苦労さま。ライブ公演が終わった直後なのか、異常にテンションの高い若い人たち。青春だね!
今日は、新聞を買うついでに、ちょいと夜食を調達。売れ残りの焼き鳥が何本か有りましたので、まとめて買っていくことに。「あそこに残っている焼き鳥、全部ちょうだい」と東南アジア系の男性店員にお願いしたのでございます。
個別に袋に入れるのも申し訳ないので、「まとめて袋に入れちゃっていいですよ」と声をかけました。するとその店員から「じゃぁ、タレと塩だけは分けておきますね」と返事。ここでワタクシ、内心、ちょっとおかしくてニヤリとしてしまったのでございます。
聞かれたこととか、言い方とかではなく、その返事の返ってきたタイミングが絶妙だったのでございます。タレと塩を分ける発想は多分マニュアル的に決まっているのでしょうが、そのごく自然な聞き返しに、フレンドリーな感覚に浸ったのでございます。
「間(ま)」というやつですよね。間の取り方で、よそよそしくも、フレンドリーにもなる。多分、ワタクシも長年の経験から自然にこの「間」を使い分けているはずですが、あらためて客観的に発見すると、なんか嬉しくて、その場でニヤニヤしてしまったのでございます。あぁ、ますます、不審者だ(笑)。
これは、大変失礼ながら、ワタクシの先入観がございましたよね。「コンビニの店員だからマニュアル的な受け答えになるはず」とか、「そこまできめ細かな気配りは出来ないだろう」とかでございます。いやはや、反省、反省、猛反省なのでございます。