店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
選挙報道って、表などを見やすくするために各政党が色分けされておりますよね。この色分け、新聞社・テレビ局、だいたい同じ色を使っておりまして、自民党が「赤」、野党が青系の色というのがお決まりでございます。今回は希望の党にイメージカラーの緑が使われておりました。
左が毎日新聞、右が中日新聞でございます。中日新聞の方は、見事に真っ青! 希望の党なんて党のイメージカラー無視して「赤」が使われております。何ででしょうねぇ。ず~と前からでございます。青はドラゴンズカラーでございますから、多数派に青を使うのでしょうか?
要するに、戸籍上の性別と外見が違う人が投票に訪れた時に「性別を確認しない」ということでございます。違和感が有っても、「名前を大きな声で読み上げない」とか「小声で本人に確認する」という事が盛り込まれております。
これは、長年ニューハーフをやっている人からすると、「今さら?」という感じでもございます。ニューハーフという職に就いておりましたら、誰しも1回や2回は経験する事。まぁ、最近は投票所の受付の人も慣れておりまして、「あぁ、そういう人ね」とスルーしてくれるものでございます。
なぜ、今さら、これが問題になるのか? 多分、仕事としてニューハーフをしている人は、ある程度こういったトラブルに慣れております。起こるであろうトラブルを予期し、説明の方法なども準備している人が多い。こういう場合だけ「男装」をする人も、中にはいらっしゃいます。
というか、こういったトラブルは病院とかお役所とか、本名で扱われる場所ではよく有ることでございます。別に、投票所に限った事ではございません。性転換手術を済ませ本名も性別も変更している人には問題ないのですが、そうでない人はある程度覚悟して行動している事でございます。
まぁ、最近の「LGBTブーム」(あえて”ブーム”と言っちゃいますよ、ワタクシは)の風を受けての出来事なのでしょうが、根本的に、投票所の本人確認のやり方が原始的すぎるのが、そもそもの原因だと思っております。生年月日確認して、台帳と照らし合わせるとか。
マイナンバーが導入されたのに、こういった事には利用されませんよね。番号で管理すれば、完全なコンピュータ管理が可能でございます。二重投票なども、即座に分かる。神奈川県のある投票所では、同じ人が2回投票所に訪れて、2回投票させてしまうというお粗末な事件も起きておりますしね。