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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-10-24 【負けるが勝ち】

小池さんのこれからの動向が、取りざたされております。悲痛な思いでしょうねぇ。ほんと、「判官びいき」とはよく言ったもので、見事に世論が立憲民主党に流れていったのでございます。日本人ってのは、とかく、敗者の美学が好きですよねぇ。

ということは、その敗者の美学は小池さんにも当てはまるわけでございます。小池さんのこれからの動向によって、また自分の方に風が吹くやも知れません。敗者の美学とは「いかに美しく負けるか」ということ。今後の”美しさ”によって、また流れは変わりますよ。

「あの時の、あの言葉から流れが変わった」と、思っているかも知れませんね。思い出せば、7月の東京都議選、あれは直前に森友学園で騒がれていたので、一時的に大きく票が流れたように感じられます。世論なんてそんなもの。そして今回も、ちょっとした言葉の使いようで、大きく流れた様でございます。

ワタクシもお店の長として、言葉ではいろいろ苦々しい記憶がいっぱいございます。「あの時のあの言葉で、運命が決まったな」と思い出される事も多うございます。また、自分の意図とは全く逆の意味で相手に伝わる事もございます。自分の言葉が他人に利用される事もございますし、尾ひれが付いたり、根も葉もない言葉が飛び交ったりもいたします。

時には、傲慢な言葉になる事もございます。勢いで傲慢になってしまったことも有れば、戦術として使う事もございます。その傲慢が、吉と出るか凶と出るかは時の運。裏目に出る事もございます。長期的な展望ゆえ冷酷な言葉を使うときもございます。冷酷な言葉を使えない長は、情に流されていくものでございます。

ここで、こんな言葉がございます。

「出来ない人は過去に拘り、出来る人は未来に拘る」

もし小池さんが、「この失敗を次にどう活かすか」なんて考えていたら、手強いですよ。冒頭で述べましたように、日本人は「美しく散る」ものが大好きでございます。つまり、負けたということは、大チャンスなのでございます。今後どうなるか、チョイト傍観いたしましょう。では、では。


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