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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-10-22 【貰って嬉しい実弾】

今日は台風の暴風雨もありまして、ちょっと早めに受付を終了し、コンパニオンを帰しました。そして、ボチボチお店を片づけておりましたら、な、なんと、VIPルームの床に水たまりが! 窓を叩きつけるような雨が、窓の隙間から室内に侵入しておりました。

もうね、それからが大変。お店中のタオル、雑巾、汚れてもいいバスタオルをかき集めまして、床を拭き、窓の外側を拭き、絞ってはまた拭きを繰り返しておりました。ガス給湯器を新調したときに、配管の穴を窓枠のすぐ横に空けたのですよね。どうもそこが、水の進入経路のようでございます。

配管のカバーを外しまして、配管回りの石こうボードを切り開いて奥をのぞきますと、案の定、隙間から水が入っております。内部の石こうボードは水分を吸ってグチャグチャ。とりあえず、エアコン配管用の粘土をしこたま隙間に押し込みまして、応急処置。乾燥してからコーキングでも打ち直しましょう。

ひと段落したのが、深夜2時。スマホに入ってくるニュースは、台風情報、選挙情報ばかりでございます。時折、新幹線が止まったとか動いたとかいうニュース。新幹線はこの時間までトラブっていたのでございますね。乗っていた人、大変だったでしょうねぇ。

VIPルームの水漏れが心配で、寝ずに様子を見守っておりました。深夜4時くらいになり、相変わらずの暴風ではございますが、雨は少し落ち着いた感じ。水漏れが完全に止まったのを確認して、眠りについたのでございます。寒いし、クタクタだし、今年初めて、毛布を出しました。

選挙の開票、離島の開票は台風の影響で翌日になるとか。投票箱を船で運んでいるのですよね。いや、もう少し、現代的な方法があるでしょとは思いますが、ダメなんでしょうね。まぁ、こういったアナログ的な手法は、不正を防ぐには効果的ではございます。ですが、鍵の掛かった投票箱を船で運ぶってのはなぁ。

お役所などで、今でもフロッピーディスクを使っているところが有ると聞きましたが、それも不正防止に一役買っているのでしょうか? 確かに、USB端子がなく、ネットワークにも繋がっていないとなると、データを持ち出すにはそこそこハードルが高いのでございます。

お金、現金っていうのも、アナログゆえに不正が難しい。アナログでは有りますが、紙幣を作っている技術とかいうのは、とてつもないハイテク。逆に、アナログじゃないお金というのもございます。今、ちょっと話題になっている「ビットコイン」というものでございます。

ワタクシ、あれは、どうも信用出来ない。手を出す気にはなれないのでございます。実体の無いお金の取引という点では、株の売買などと変わらないわけでございますよね。でも、データが消えちゃった時とか、あるいはハッキングされて盗まれたときとか、どうなるのでしょう。

今や、クレジットカード情報がハッキングされて抜かれるなんて事件が、ごくごく頻繁に起きております。巨大企業のデータベースがハッキングされると、一度に数10~100万件の情報が抜かれる事もございます。ビットコインだけが、漏洩の例外とは思えないのですよね。

アメリカ人は、ほとんど現金を持ち歩かないそうでございます。ほとんどの支払いをカードで済ませるとのこと。まぁ、治安とかいろいろ事情があるのでしょう。一方日本では、まだまだ現金支払いが圧倒的。そんな日本の現金払いを揶揄するアメリカ人もいたりいたしますしね。

日本では、現金のことを「実弾」なんて呼んだりいたします。選挙のさいに使われる事もございます。本当は、使っちゃいけませんけどね(笑)。アメリカでは、カードの使用履歴(実績)がその人の身元保証になったりしますが、日本の商売ではこの実弾(現金)が威力を発揮したりいたします。

極端に安売りのスーパーとかは、社長が実弾を持って安い商品を買付に行くのですよね。安い物が有れば、どこへでも飛んでいき、買い付けてくる。信用取引は出来ないので、実弾でその場で買い取り、持ち帰る。そうやって、商品の値段を下げているのでございます。

2020年の東京オリンピック。日本ではあまり大騒ぎになっておりませんが、誘致の際に票の取りまとめに実弾が使われたのではないかとフランスの新聞が報道しております。どうなんでしょうねぇ。オリンピック誘致のロビー活動は、全ての立候補都市がやっているとは思うのですが、何事もなく収拾してほしいのでございます。

さて、今回の衆院選では、実弾は飛び交ったのでしょうか? だいたい、選挙の少し後に、選挙法違反で捕まる人がポツリポツリ出てくるのですよね。今回はそういった事態が無い事を祈りましょう。では、では。


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