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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-09-12 【人間で言えば、血管のようなもの】

本日は深夜の2時から新しい iPhone が発表されるということで、アメリカからの同時中継を頑張って見始めましたけど、あっさり、最初のBGMとざわつきの段階で寝てしまったのでございます。まぁ、今回は、アップルにしては情報がリーク(漏洩)しまくりで、ワクワク感もありませんでしたしね。

さて、話は変わりまして、先日の9/7の産経ニュース、警察庁が駐車禁止を緩和するというニュースがございました。緩和すると言っても、宅配中のトラックに限るということ。宅配業者は深刻なドライバー不足に悩んでおりまして、ドライバーの負担が軽くなるというのは、宅配業界にとってはやや追い風となるのでございます。

これと関連して、こんなニュースもございました。ちょいと前にヤマト運輸が値上げを発表いたしました。値上げすれば荷物量も減り、ドライバーの負担が少しでも軽くなるだろうという狙いだったのですが、これが全然効果なし。値上げにも関わらず、ほとんどの大口契約者が契約を継続したそうでございます。

ということは、今までの料金が過剰サービスだったということでございますよね。もう、ほんと、通販の「○○円以上、送料無料」とか、やめた方がいいのでございます。非常に便利な時間指定も、配達する側からするとかなりの負担。都市部では、コンビニ受け取りのシステムを、もっと普及させられないでしょうかねぇ。

さて、お話を産経ニュースに戻しましょう。現状では、宅配トラックの多くは、有料駐車場に入れております。そこから小さな台車でその区域を走り回るわけでございます。大きな荷物、重たい荷物だったりすると、大変でしょうねぇ。駐車場が満車だったら、どうするのでしょう? というので、宅配業者は以前から、道路上に駐車できるように要望を入れていたそうでございます。

今回の警察庁の試案は、駐車禁止の場所でも「駐車可能」の標識がある場所では駐車できるようにするとのこと。その場合でも、標識の下に「集配中の貨物に限る」というただし書き(補助標識)が付けられるそうでございます。エ~ッ、その標識のある場所だけ! ケチくさッ、警察庁。

その標識のない場所は、相変わらず駐車禁止なのですよね。どんだけの標識を新規設置することになるんです。あぁ、税金の無駄、無駄、無駄。しかも、紛らわしい、曖昧。「集配中の貨物」がどの範囲に及ぶかが規定されてない。普通の乗用車でも「今、配達中だ」と言ってしまえば駐車出来ることになる。あぁ、曖昧、曖昧。

そこでですね、ワタクシ、以前にも同じ事を申しましたが、新しい種類のナンバープレートを新設するのでございます。今、よく目にするナンバープレートには、白、緑、黄色といった色がございます。この色を増やすのでございます。そして、その新しいナンバープレートは、宅配の様な頻繁に駐車を余儀なくされる業種に使うのでございます。

この新プレート、税金は他のよりちょっと高め。でも、現状、都市部の宅配業者は一般駐車場の使用料金を払っているわけで、これに見合う額であれば、十分に現実的。また、郊外や地方といった駐車スペースに困らない地域は、普通のプレートを選択すれば良い。業者側が地域の現状に合わせてプレートを選択できるというのが、ミソでございます。

じゃぁ、このプレートを取得したら、日本中どこでも駐車できる水戸黄門の印籠のようになってしまわないか。そんな心配がありますよね。でも、ご安心。ナンバープレートには必ず発行した地域が入っております。その地域以外で路上駐車したら、一目瞭然。色で判別し、地域名はプレートに刻んである。あぁ、分かりやすい、分かりやすい。新たに道路標識を立てるより、はるかに分かりやすいのでございます。

さてさて、原付免許しか持っていないワタクシが、いろいろ分かったようなことを書かせていただきました。いいアイデアだと思うのですけどねぇ。警察庁の関係者の方がいらっしゃいましたら、どうかご一考をお願いするのでございます。トラック流通は、人間の体で言えば血管の様なもの。血管が詰まると、死に至ることもあるのでございます。よろしくお願いします、です、です。


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