店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ちょっと前に斉藤由貴さんのお話をいたしましたが、なんか懐かしくなって、時々斉藤由貴さんのCDを聴いております。特に「夢の中へ」は、ショーパブのショータイムで使わせていただきまして、当時、一儲けさせていただきました。今なら、JASRACが徴収に来て大変だったかも。まぁ、28年も前の話ですからね、時効、時効、ケケケ。
今、あらためて聴いても、何というか、フワフワコロコロした人ですよねぇ、斉藤さん。天然系って言うか、自然体というか、あまり物事を深く考えない人なんでしょう。生まれ持った資質とは言え、芸能人として貴重な存在だと思いますよ。
水商売・風俗でも、天然系の人がバカ売れすることは多いものでございます。作為的なものを感じさせないのが、いいのかも知れません。ある意味、正直一直線でお客さまと向き合っているとも言えます。この「無作為に正直に」を”何も考えずに”やれるって言うのは、やはり天賦の才能でしょうね。
ワタクシなんかは、ロジカル系でございます。物事を論理的に考え、理詰めで行動するタイプ。ですから、天然系の人とは対極でございます。実際、お水や風俗の現場で働いていたときも、天然系の人が羨ましかったものでございます。
普通に接客し、さぁお客さまをお返しするというタイミングになったとき、なぜかその子、「お疲れさま~」とばかりに帰宅してしまったのでございます。しばらくすると、お部屋からお客さまの呼ぶ声が。店長が言ってみると、帰り支度をしたお客さまが途方に暮れて待ちぼうけを食らっておりました(笑)。
こんなエピソードも、本人にまったく悪気がないから責められない。むしろ可愛く見えてくる。いやぁ、得な性格でございます。そして、こういう失敗も微笑ましいエピソードとしてプラスに働いてしまう。天然系の子が売れやすい要因でございますよね。