店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ワタクシのパソコンのデスクトップでございます。モニタが二つございまして、左側には日本地図、右側には世界地図が背景になっております。この二つの地図、表示されている雲の映像は、人工衛星から撮影された実際の雲の映像。3時間ごとに更新されるのでございます。
気象予報士の仕事場のようなデスクトップでございます(笑)。注目は、左側の日本地図。台風5号が九州沖に鎮座しております。だいたいですねぇ、雲の形なんてありふれておりまして、たま~に変わった雲にお目にかかれると、ワクワクするのでございます。
ですから、台風なんかが来ますと、もうね、衛星画像を見ながらワクワク...おっとっと、不謹慎でございますね。ここ連日、台風の被害を心配しつつ、その画像を興味シンシンで見入っております。でも、まぁ、巨大で速度が遅いとか、いやな台風でございます。
子供の頃から、雲を見るのが大好き。雲の形から何かを想像するってのはよくある遊びでございますが、ワタクシの場合は、その想像したものの物語が頭の中で始まるのでございます。ワタクシの白昼夢癖は、こんな所から培われていたのかも知れません。
衛星画像も面白いですが、実際の雲にはかないませんね。風が強くて、刻々と形の変化する雲とか、もう最高! 雲ひとつないピーカンの青空とか言いますが、雲が無い空なんて、実に無意味。ピーカンの空に、わずかにポツンと浮かんだ小さな雲を見つけたりすると、それだけで気分は上機嫌。
夏の風物詩、入道雲ってのは、それを直下で見上げますと、その大きさ、その高さに驚くのでございます。そして、直下にいるということは、しばらくすると、夕立に見舞われるということ。ムクムクと起き上がり、そして激しい雨を浴びせかけるあの雲を称して「入道」とは、よく言ったものでございます。
秋の空は高いと言います。秋になり気温が下がると、空気中の水蒸気が少なくなり、空ははるか上空まで見通せるようになるのでございます。上空の強い気流に翻弄(ほんろう)され、薄く、長く、たなびく秋の雲も、またワタクシのお気に入り。