店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
芸能人が未成年とナンタラカンタラで、またニュースになっております。やった事は悪いことなのでしょうが、「深夜に、大阪ミナミの飲食店へ、”自分の意思”で、出向いていく」人を、未成年と扱う必要は無いと思いますよ。わざわざ出向いた少女の責任、その少女を店に入れたお店の責任、そういったものも論じられるべきでございます。
以前、「被災者だから、病人だから、と言って批判されないのはおかしい」と申し上げたことがございます。この芸能人の問題も、さしずめ「未成年だから、と言って批判されないのはおかしい」と申し上げましょうか。まぁ、自制の効かなかった芸能人本人が、一番悪いのですけどね。
痴漢冤罪でも、「女性だからと言って、疑われないのはおかしい」と叫んじゃいましょう。先日の東京平井駅での痴漢騒ぎでも、数人の目撃者がその場で反論をしているのに、男性側ばかりが疑われてしまう。おっかしいよねぇ。
余談ですが、うちの様な小さなお店でも、時々、従業員同士の仲違いやケンカが起きたりいたします。そんなとき、ワタクシは仲裁なんてやりません。どちらの側も自分に都合のいい様に少し脚色が入ったり話を盛ったりしてしまうものでございます。うかつに間に入っていくと、藪の中で溺れてしまうのでございます。
一般的にゴタゴタが起きた時ってのは、より演技力があるとか、より口が達者とか、より善人面だったりとか、そんな人が有利に事を運んでしまいがちでございます。先入観に踊らされずに、客観的に判断するには、それなりに訓練が必要でございます。駅員とか警察官とか、ぜひ、そういう訓練をしてもらいたいものでございます。
さて、話は変わり、冒頭の芸能人の事件でございますが、ドラマやCMが次々と放送中止になっております。CMは本人の責任ですが、ドラマは大勢の共同作業でございますから、迷惑ですよねぇ。この放送中止で、日の目を見られなくなった他の出演者がいるわけでございますから。
これはさ、最近のコンピュータグラフィックスでどうにかならないものでしょうかねぇ。ハリウッド映画では、顔の差し替えなんて、実にスマートに自然にやっちゃってます。あの技術使えば、特定の出演者の顔だけ差し替えるなんて、チョチョイノチョイだと思いますよ。まぁ、お金はかかるでしょうけど。
芸能人ってのは、ちょっと非常識くらいでちょうどいいと思っているのですけどね。芸能界ってのは、「楽して、大金を稼げて、モテたい」って人達ばかり。そんな非常識な人達の非常識さを、一般聴衆は楽しんでいるのでございます。