店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
予約の電話を受けましたら、まず「女の子は決まってますか?」と切り出すことにしております。これは、やり取り上のある行き違いを防ぐのが目的でございます。以前は「本日のご予約ですか?」と切り出していた時期も有ったのですが、この切り出し方が行き違いを生んでいたのでございます。こんな風に。
私:本日のご予約ですか? 客:いや、まだ予約してません 私:あ...いや...では、何時ごろのご予約ですか? 客;ええ、ですから、まだ予約はしてません
この様なやり取りになることが、結構ございます。これには理由がございまして、当店はオープン当初から長い間、「当日予約のみ」でございました。ですので、その時期からご利用のお客さまは「予約と言えば当日予約が前提」という感がございます。また、最初から当日予約しか考えていないお客さまも多い。その先入観がありますから、「本日のご予約ですか?」と聞かれて、上のような反応になってしまうのでございましょう。
以前、当日予約しか受け付けていない時期は、ワタクシの方も「本日のご予約ですか?」という受け答えはいたしておりませんでした。当然ですよね、当日に決まっているのでございますから。で、予約が1週間前から可能になった数年前から、ワタクシがこの受け答え方を始めたということもございます。ワタクシの「尋ね方」も、板についていなかったのでしょう。
こんなことがありまして、予約の電話を受けましたら、まず、「女の子は決まってますか?」と聞くようにしております。この質問は、明らかに「これから予約を受け付けますよ」ということが明示的であり、誤解の生まれる余地がございません。この言い方にしてからは、行き違いは皆無でございます。
しかし、今日、やっちまったんですよね。この行き違い。電話がふたつ重なっておりまして、両方の電話をカワリベンタンしているうちに、慌てて「本日のご予約ですか?」と切り出してしまった。案の定、先ほどのような行き違ったやり取りに...う~ん、無念でございます。慌てると、ダメだなぁ。
あと、女の子の名前を聞いたときには、必ず女の子の名前を「フルネーム」で復唱いたします。これも、聞き間違いの防止とともに、お客さまが間違って名前を覚えていることもあったりしますので、それを確認することが出来るのでございます。
この復唱、お客さまの中には煩わしく感じられる方もいらっしゃいますが、それでも必ずするようにしております。結構、復唱で聞き間違いや行き違いを発見することが多いのですよね。ファーストフード店やファミレスが、オーダーでくどいくらいに復唱いたしますが、あの必要性、電話を取っているとよく理解出来るのでございます。