店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
また、始まった...大臣の失言事件。あぁ~あ、飽きた、飽きた、秋田名物ハチモリハタハタ。もうね、いい加減、大臣を引き受けるような人は、もっと「タヌキ」じゃなきゃいけませんよ。そして、野党は野党で、みみっちいゲスな追及をせず、政治の本質で戦えよ、と言いたい。
そこで、今村復興大臣がどんな受け答えをすべきだったか、まぁひとつのワタクシなりの模範解答を記してみましょう。ゲス記者が同じ質問を何度も繰り返し、大臣を怒らせようとしたあたりのシチュエーションを、ご想像下さい。
大臣「(おちついた口調で)なんだ? 君の口調は? 私から話を聞き出すのが君の仕事だろ? 私を怒らせるような言動をして、聞き出せるのか? 上から目線で正義の味方気取りで大臣を追い詰め、悦に入るのが君のジャーナリズムか? あるいは、大臣を怒らせて、失言のひとつでも拾えれば儲け物、そんなゲスな考えでこの場に来ているのか? だとしたら、ここに集まっている他の本物のジャーナリストに対して、こんな失礼な言動はないぞ! 恥を知れ!」
と、まぁ、逆にこのくらい噛みつき返せる狸親父であって欲しいですよね。ワタクシは世の中をナナメに見ておりますから、「このゲス記者は野党の息がかかっていて『怒らせて失言のひとつでも誘発させてくれ』なんて頼まれていたのかも」くらいの妄想をしてしまうのでございます。案の定、野党から、辞任や罷免を求める声が上がる。ここまでが筋書き通りだったのかな?
ジャーナリストってのは、話を聞き出すというプロセスにおいては、基本中立であるべきだと思っております。ジャーナリストが対立する両者のどちらかに肩入れしていたら、もはやその相手側は間口を閉じてしまうでしょ。結局、一方の側の話しか聞けなくなるのでございます。
どちらの側にも、親身になって接する。そして、どちらの側からも「本音」を引き出す。その本音と本音のジレンマを赤裸々に伝える。そこに、ジャーナリズムの醍醐味や使命があるのではないですか? 裁判官気取りで正義の味方みたいな気分になったゲス記者、ワタクシは大っ嫌いでございます。