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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-03-23 【あのスポーツにも、持ち時間制を!】

国会に呼ばれている「かの人」は、「ソンタク」って言葉が大好きなようで(笑) 流行語大賞を狙うには、まだまだ気が早すぎますね。「ソンタク」っていったいどんな専門用語?と思いながら辞書を引きますと、

【忖度】ソンタク
 他人の心を推し量ること

という意味らしいです(恥ずかしながら、初めて知った)。なんだ、そんだけのことか。この意味、最初に調べておけば、国会の答弁、もう少し楽しめたかなぁなんて思っておりました。「記憶にございません」なんて名セリフを生み出す証人喚問ですが、「忖度」もその名セリフの仲間入りすることになるのでしょうか。

さて、昨日は野球の日米戦があり、本日の深夜にはサッカーのワールドカップ予選がございました。スポーツ好きな方にとっては、忙しいここ数日で有ったことでしょう。野球の試合時間が、散々話題になっております。そこで、どこに時間がかかっているのか、ちょいと観察してみたのでございます。

まず、守備と攻撃が入れ替わるときに、きっちり2分30秒を費やしてる。1ゲームにその入れ替わりが、16ないし17回ございます。単純計算で40分ちょっとが、攻守の入れ替わりに費やされている。もし、この入れ替わりを30秒で済ませれば、トータル40分を8分程度にまで短縮できるのでございます。この部分で、まず30分は削れますね。

次に、今回はビデオ判定が導入されておりまして、頻繁に審判がバックネットあたりに集まってくる。あれも、無駄。審判全員にインカムを付けまして、ビデオ室まで含めて相互通話出来る様にいたしましょう。監督がいちいちベンチから出て抗議するのも、時間の無駄。ベンチの中に「チャレンジボタン」を設置しちゃいましょう。

さらに、野球の試合時間を長引かせている原因に、選手のもったいぶったプレー。あと、投球練習とか、ボールを回すとか。そんなもん、試合前に済ませとけって感じ。これをどうするか? ここは、将棋やチェスでお馴染みの、あの時計を使うことにいたしましょう。

将棋とかチェスで、ボタンが2つついた時計がございますよね。「対局時計」という名称らしいです。1手指すと、指した人が自分側のボタンを押す。すると、自分の時計が止まり、相手側の時計が動き出す。そう、あの時計でございます。それぞれの持ち時間を計測する時計でございます。

それでね、野球の各シチュエーションで、攻守、どちらのチームの時計を進めるかということを、細かく決めておくのでございます。たとえば、マウンドでピッチャーがボールを持っている間は、守備側の時計が進む。投げた瞬間に、攻撃側の時計が進む。ゲームの、ありとあらゆるシーンにおいて、細かく、攻守、それぞれの時計を切り換えて進めていくのでございます。

これは、別の意味で面白くなるかも。試合中に、「中日ドラゴンズ、残り時間30分です」とか、アナウンスが流れる。そして、残り時間を使い切ってしまうと、ピッチャーがボールを持つ度に「残り時間、10、9、8...」とカウントダウンされていく。別の意味でスリリングなゲームになるのでございます。

将棋などの持ち時間制は、時間短縮、対局に緊張感を与えて盛り上げる、なんていう効果もありますが、大きな大会での時間管理にも一役買っているそうでございます。一局が何分で終わるかって、計算出来ますからね。そういえば、大相撲の時間係の人は大変でしょうねぇ。不測の事態がいろいろ起きる中、ちゃんと6時にピッタリ終わらせますからねぇ。

ということで、名古屋薫の「こんなスポーツが見てみたい」のコーナーでした! では、では。


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