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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-03-15 【背徳感、最高!】

「コンビニでエロ本を売るくらいなら、紙おむつを置いて欲しい!」という意見が出ているようでございます。まぁ、置こうと思えば置けるのでしょうけど、場所を取るので扱いが難しいのでしょうねぇ。病院内のコンビニだったりすると必ず置いてありますが、サイズなどをいろいろ取りそろえると、かなりのスペースを専有しちゃいますから。

紙おむつとの対比に「エロ本」が出てくる事が、ちょっと面白い。まぁ確かに、日本のコンビニはあまりにも堂々とあの手の雑誌が置かれておりますから、これは先進国の中でも異例でございます。タバコはちょっと厳しくなりましたけど、お酒に関しては、やはり大らかな陳列がされております。

やはりですねぇ、大人の嗜好品というものは「背徳感」がなければならない。ですので、ワタクシ名古屋薫といたしましては、大人の嗜好品の大らかな陳列販売を、強く、強く、否定するものでございます。怪しげな暖簾をくぐった先に置いてあるとか、こっそり店員に言うと奥から出してきてくれるとか、そんな「インモラル感」が重要なのでございます。

コンビニの一角にも、”あの”怪しげな暖簾を設置して頂きたいものですねぇ。子供は入れない、あの暖簾。くぐるとその先には、大人の本、大人のお酒、タバコなど、大人の世界が拡がっているのでございます。女性が入りにくいでしょうから、「大人の本」だけはその怪しげな空間のさらに一番奥に、暖簾がもうひとつ必要かな?

狭いコンビニの店内にこんな空間を作るのは難しいでしょう。ならば、「大人しか開けちゃいけない冷蔵庫の扉」とか「大人しかめくっちゃいけないカバー」とかを作るのですよね。もちろん、不透明。でかでかと「未成年は開けちゃダメ!」と、おどろおどろしい文字で書いておくべきでございます。

大人は、ソロ~とその扉なりカバーなりを開けて、大人の世界の嗜好品を買い求めていくわけでございます。ここで、勘違いしてもらっては困りますよ。ワタクシは、青少年保護の観念からこんなことを申しているのではございません。全ては、「大人の嗜好品の地位を高めるため、背徳感を高めるため」なのでございます。

これはね、風俗遊びとか、夜の飲み屋さん遊びとかにも通じます。大人の嗜好品というものは、ことごとく「背徳感」がなければいけない。当店の近くにもデカデカと看板を出している女の子の風俗店が多うございますが、あんな大らかな店構えは良くない! 背徳感のかけらもない! 密やか、忍びやか、人知れず、そういった背徳感が、快感をひときわ高くするのでございます。

いやぁ、思いっきり話が脱線しておりますね。大人の嗜好品の話はこれくらいにして、紙おむつに関して、ちょっと思いついた事がございます。あの紙おむつの宅配専門業者を作るのでございます。紙おむつは買いに行くのも大変ですが、使用済みの処理にもいろいろ困るもの。

そこで、紙おむつの訪問販売とともに、使用済み紙おむつの回収も引き受けてしまう。ついでに、粉ミルクなども販売する事も出来る。販売員は女性の人で、育児の専門知識を持っていれば、なお良し。こんな商売、うまく行きませんでしょうかねぇ。

なんか今日は、大人の嗜好品と紙おむつという、大人と赤ちゃんの話題が入り交じったお話でございました。日本の出生率が低下傾向にあります。出産とか子育てとかをもっとアシストして、この低下を止めないといけないのですけどねぇ。高齢化が進むと、今や、日本という国そのものが、壮年・中年を通り越して「晩年」に入る事になっちゃいますよ。では、では。


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