店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
外国人がよく、日本の住所は分かりにくいと言います。欧米の住所は「ストリート」がメイン。全ての道路に名前が有り、どの道路に面しているかで住所の区画を決めております。ですので、そのストリートを歩いていれば、確実に目的地を見つけられるのでございます。
日本の住所の区画は矩形というか、道路が境界線になっていてその両側が違う住所になっている場合がほとんど。名前の付いていない道路も多い。番地や地名も、やや不規則なことが多い。日本人でさえ、初めての土地では目的地を探すのが大変なことがございます。
西部劇なんかを見ておりますと、まず「メインストリート」が有り、その両側に建物が並ぶ形で街が出来上がっております。欧米の住所がストリートを基軸にするのは、何となく分かるのでございます。では、日本の区画の起源は何なんでしょうねぇ?
そこで、農耕民族ですから「田んぼの区画ごとに住所が決まった」と推測が出来るのでございます。根拠はございません。こう考えると、豊臣秀吉が怪しくなってくる。そう「太閤検地」でございますね。あの時期に、一気に田畑の測量が進んだのでございます。その影響で、道路が境界線になってしまったのかも知れませんねぇ(個人の推測です)。
韓国も日本式の住所区画でございました。これは、日韓併合の影響もあるのでしょうか? その韓国、なんと2014年に、日本式の区画から欧米式のストリート方式に移行しております。なんと、準備に17年もかかったとの事。住所表記がすべて変わるのですから、さぞかし混乱したことでございましょう。