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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-02-15 【一難去ってまた一難】

チョイト前から、歯痛で悩んでおりました。昨年抜いた親知らずのあたり、あそこがもうね、痛くて、痛くて。毎日痛み止めを飲み続けておりました。

そこで、行ってきました、歯医者さん。と、その前に、以前紹介した親知らずアニメ、再掲載いたしましょう。

このアニメでは、なんとも幸せなラストシーンでございました。し、しかし、なんと、現実は違っていたのでございます。アニメのラストシーンが、こちら。

しかし、実際には、な、なんと、こんな感じになっていたのでございます。

問題は、このぽっかり空いた空洞部分。ここが、超問題。歯の根っこ部分というのは、薄皮1枚下に神経が通っておりますのでトッテモ敏感。そこが露出しておりますので、熱い・冷たい・寒いなんて刺激を、もろに受けてしまうのでございます。

この露出部分、ほんの少し虫歯になっておりましたが、それは軽微。不幸中の幸いなのでございます。親知らず抜歯の後、ほんと小まめに歯磨きしておりましたから、それが功を奏したのでございましょう。

で、治療でございます。そこで、なんと驚きの治療法! この根っこが露出している歯の神経を抜いてしまいましょうとのこと。ま、まぁ、神経を抜いてしまえば痛くなくなるのはよく分かるのでございますけどね、「痛み」というのは人体が本来持っている重要な危険回避システム。それでいいのか? と、思いつつも、目の前の先生に運命を委ねるしかないのでございます。もうね、診察台で横になったまま、なすがママ、きゅうりがパパなのでございます。

しかも、この歯は既に王冠を被っている。クラウンというやつでございますね。つまり、金属で被せているのでございます。その金属の上から穴を開けて神経を抜いてしまうというから、なんともな荒技。しかも、奥歯というもの、アニメの図を見ていただいても分かるように、しっかりとした2本の足を歯茎の中に忍ばせております。この2本の足の両方に、神経が通っている。これを両方とも抜く必要があるわけでございます。

実際にどんな処置が行われていたのかは、見る術(すべ)もない。目を開けたところで、のぞき込む先生の顔が見えるだけ。目を閉じ、手すりをガッシリと掴み、足は力みで突っ張り、ただひたすら、処置が終わるのを待っておりました。

冠に空けた小さな穴から、2つの神経へ細い針を誘導させなくてはなりません。「スゴ技!」なのかどうかは知りませんが、細かい作業、先生ありがとうなのでございます。処置の途中で、「ここで、レントゲン撮りますね」の先生の声。「口は絶対に閉じないでね」との注意も。この理由は、後から分かるのでございます。

実際に針が2つの神経に届いているかどうか確認するために、2本の針を刺したままレントゲン撮影をしたとのこと。針が神経に届いている事を確認後、針を抜き、穴を仮に塞いで、とりあえず本日の処置は終了。来週に、「仕上げ」の処置をするようでございます。ヨッ、先生、いや、先生様、いや、頭領、大統領! ありがとうございます。まぁ、今「大統領」ってあまりいいイメージがないですけどね、韓国とかアメリカとか。

若い頃は抜糸した後の穴なんてアッという間に塞がったのですが、年を取ると歯茎が太ってこないみたいですね。不覚でございました。親知らず、その後のお話。では、では。


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