店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
決算報告をもらいますと、前年とかさらにその前の年とかと比較するわけでございますよね。2016年は、ほんとよくお客さまに来て頂きました。数字もそれをよく表しております。と、同時に、昨年は割引も大々的にかけておりましたので、終わってみれば平年並みといった感じでございます。う〜ん、複雑な心境でございます。
様々なものの市場価格が下がりつつある昨今で、この業界の市場価格も、ここ10年で下がって来た傾向がございます。その流れを受けて、当店でも割引を増やしてきたわけでございます。この割引率と利益率のバランス、いろんな業界の人が、今、苦労しているのでしょうねぇ。
書籍なども、日本では再販制度があって定価を崩せないシステムになっております。ところが、Amazon のような外資系の企業が割引価格で販売を初めて、それでちょっと問題になった時期もございましたよね。しかし、書店はそれに価格で対応出来ない。ですので、陳列方法などに工夫を凝らし、今の書店は涙ぐましい努力をしております。
あと、定価を崩せない業種と言えば、コンビニ。一部のコンビニが賞味期限間近の食品を割引しようとして、コンビニ本部と揉め、裁判沙汰にまでなった事件がございました。コンビニも競争が激しいらしく、各店舗、涙ぐましい努力をしております。
さてさて、風俗店の定価は有るのでしょうか? 「相場」というものはございます。しかし、基本的に「お店の言い値」。他のお店とのバランスを考えたりして、決まる事が多いと思います。ただ、お店側がそれほど自由に設定できない事情がある。コンパニオンの「取り分」というのが必ず関わってくるからでございます。