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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-01-27 【初めて出会う場所って重要ですよね】

ワタクシはいままでの人生の中で、「ことさら本を読みまくった時期」というのがございます。高校生から二十歳くらいにかけてでございます。その時期は、レコードも買いあさっておりました。本とレコードを扱っているお店でアルバイトをしていたというのが、大きな追い風になっていたのでございましょう。

同様に、「ことさら映画を見まくった時期」というのもございます。これは、30歳前後の東京で働いていた頃。東京ってのは便利な街で、週末は朝まで夜通し映画を上映しておりました。当時働いていた風俗店が、土曜日はちょっと早めに終わるとうシステム。土曜日はそのまま歌舞伎町まで繰り出しまして、軽く食事を取った後、映画館をハシゴ。うまく時間が合えば映画を2本見られる。見終わると、朝の6時くらいだったでしょうか。

さて、話は現代に戻りますよ。今日は、そんな映画三昧の日々をちょっと思い出すような映画鑑賞の日でございました。営業終了後、録画していた「耳をすませば」を鑑賞。ワタクシはこの映画、初見。挿入歌には興味がありCDも買っているけれど、映画は見に行かなかった。今までにテレビで何度か放送されているはずですが、それも見てない。なぜか今まで避けておりました。実は、ジブリのこういったホンワカした作品は、ちょっと苦手だったのでございます。

まぁ、その理由は置いときまして、「耳をすませば」を観た後は、映画のハシゴ。レンタルしている「ハドソン川の奇跡」を、やはり自宅のテレビで鑑賞いたしました。今や映画のレンタルも、自宅でクリックひとつで出来てしまう時代。そりゃ、映画館やTSUTAYAが苦しむ時代になるはずでございます。と、こんな感じで、映画三昧の金曜日の深夜でございました。

映画館の深夜興行、今、東京ではどうなのでしょうか? 名古屋でも昔有りましたが、もうね、映画館が可哀想になるくらいに、深夜はお客が入ってなかった。レイトショーは有るようですが、「夜通し」というのは無いようでございます。これをやってくれると、ワタクシなんかはガンガン映画を観に行っちゃうのですけどねぇ。

「最初はスクリーンで出会いたい映画」というのが、時々ございます。『剣岳 点の記』もそんな映画でございましたね。この映画は、映画館で見て惚れ込んだ映画。多分、初見をテレビ画面で見ていたら、惚れ込んでいないと思うのでございます。映画には「大きなスクリーンだからこそ伝わるもの」がございます。映画の初見をテレビ画面で見てしまうというのは、その大事な体験を永久に失ってしまう可能性もあるのでございますよね。

ということで、映画三昧の金曜日の深夜でございました。映画の内容に関しては、また別の機会に。では、では。


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