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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2017-01-16 【確かに、最近の化粧品は肌にやさしい】

本日は、お休みが重なりまして申し訳ございませんでした。1人はこの寒さからちょっと体調を崩しまして。もう1人は遠方から通っている人でして、雪のせいで家から出られないという驚きの理由。名古屋の天候を見ていると驚きなのでございますが、ちょっと三重あるいは岐阜よりではよく有ること。まぁ、毎日営業しておりますと、いろいろなことが起きるのでございます。

ワタクシも、疲れが溜まってきますと、体に兆候が出てまいります。一番最初に出てくるのが、口の周り。そういう時は、何かしらの栄養が足りないのでしょうねぇ。唇の周りがピリピリしてくるのでございます。一度病院へ行きましたら、単に「水分が足りてない」との診断。「リップクリームを塗りまくりなさい」と指示を受けて、実行しております。

もうひとつ出てくる兆候が、目の回り。このあたりは毎日メークで肌に負担をかけておりますので、体が弱っているときにはてきめんに現れる。特に、アイシャドーの色素が悪さをする。化粧品の色の中でも、青い色に使われている色素は、肌に対するアレルギーが出やすいのでございます。

そこで、体調が悪いと、目の回りが荒れる。ちょうど青とか紫色のシャドーを塗っている場所だけが、荒れてくる。やはりピリピリして痛いので、化粧が出来ない。そういう時は、きわめて薄化粧で、目の回りもほとんどノーメーク。バランスの取れた食事を取り、疲れを溜めないようにしながら復帰を待つのでございます。

毎日化粧をする仕事というのは、顔を酷使しております。特に、「こする」という動作があまり良くないのでございましょう。アイメークなど、こすって色を付けるような場所は色素が沈着しちゃうのでしょうか、肌の色がくすんで「化粧やけ」というのが起きることもございます。今は化粧品が発達したのか、化粧やけなんてあまり言いませんよね。いいことでございます。

舞台に携わっていたころ、事務所の大先輩の舞台が有りますと、差し入れを持って楽屋へ挨拶に行っておりました。舞台を見終わった後に楽屋へ伺いますと、ちょっと待たされた後に、シャワーを浴び終わった女優さんとかが楽屋へ戻ってくる。シャワー直後ですから、スッピンでございます。かなりショッキングなほどに痛めつけられている素顔を目撃することも、時々ございました。

今の舞台用品は知りませんが、昔のは「ドーラン」と呼ばれる化粧品で、グリースのような感触。これが、肌に悪い。長年、毎日塗りたくっておりますと、確実に肌がボロボロになる。さらにさらに、これはワタクシの母親から聞いた話ですが、昭和初期の舞台照明は、マグネシウムか何かで光らせていて(よく覚えてない、ごめんなさい)、この光が目に良くないとのこと。昔の役者さんは、肌も目も酷使していたのでございます。

あぁ、なんか懐かし話になってしまいましたね。「色の白いは七難隠す」と若い頃よく言われたものでございます。ワタクシは当時、色白でキメの細かい肌でかなり得をしておりました。逆に言いますと、他に7つ、悪いところが有るよと言われていたのでしょうか? お後がよろしいようで、では、では。


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