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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2016-12-25 【デパートとか、飾り付けの変更、大変なのでしょうね】

いきなり、正月飾りの画像で失礼いたします。当店では、クリスマスが終わりますと、すぐに正月飾りをセッティング。毎年恒例なのでございます。

 この正月飾り、いつ飾るかということでは、諸説ございますよね。年明けには燃やされてしまう運命の、短い命の正月飾り。1日でも長く、日の目を見せてあげたい、というか、まぁ、貧乏性なのでしょうね、ワタクシが。せっかく買ってきたんだから、1日でも長く使いたい、そんな気分で毎年飾っております。

 正月飾りを購入する際にも、さんざん迷う。売り場へ行くと、「よくこれだけのデザインを考えつくな」と思えるほどの種類の正月飾りが並んでおります。「いいな」と思って手に取り、値段を見て、「この値段では神様に失礼かな」とか、「どうせ燃やしてしまうものに、なぜにこの値段?」とか思ったり。結局、毎年同じ価格帯の物で、あとは「直感」で決めております。

 今回の正月飾りは、ニワトリさんが可愛かったから。ただそれだけ。形とか素材とかにいろいろ意味があるのかも知れませんが、そんなのかんけぇねぇとばかりに、気に入ったものを購入しております。

 信心するときには、この「そんなのかんけぇねぇ」というのは、大事。例えば、正月飾りを飾る時期とか、神社をお参りする際の作法とか、いろいろ有りますが、もし間違っても「神様ごめんなさい」と謝れば済むこと。そう、謝っちゃえばいいのですよ。謝ったり、お礼を言ったり、供え物を差し上げたりと、神様ってのは、かなり人間的な感情の持ち主。そうそう、女性を連れて行くとヤキモチを焼く神様もいらっしゃいますしね。

 こう考えると、普通、宗教的な「神」というのは絶対的な存在であることが多いのですが、日本における「神様」は、もっともっと人間寄りの存在なのかもしれません。そして、これは非常に特徴的な考え方なのですが、日本の神様は、「人の心の中に存在している」とも考えるのでございます。そう、ひとりひとりが、自分の心の中に神様を持っている。これ、日本人独特の宗教観なのでございます。

 実は、西洋でも、ニーチェが「神は死んだ」と言って絶対神を否定してはいるのですが、これは話が長くなりますので、またの機会に。ワタクシ的には、クリスマスが終わるとひと段落の気分なのですが、世の中は仕事納めが済んだあたりで、やっとひと段落の気分なのでしょうか? 年末のお仕事の追い込み、大変でしょうが、みなさま、頑張って下さいませ。では、では。

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