店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
さて、ここからが本題。10年以上前に亡くなったワタクシの母親は、昭和5年生まれ。第2次世界大戦の終戦を15才で迎えております。その母親、戦争の話になると必ず「東條が悪い、あいつのせいだ」と言うのが口癖でございました。東條とはそう、東條英機のことでございます。
重たい、重たいドラマが始まりました。NHKの「東京裁判」。恐る恐る、第1回を観てみました。ところどころ挿入される実際の映像が、全く違和感がない。あれ〜、こんな映像、残っていたんだ。アメリカが撮影していたのかなと思っておりましたら、何と、白黒のニュース映像に着色したとのこと。気合いが入っております、NHK。
ドラマに、実際の人物、しかも後に死刑判決を執行される人物その本人が映っているというのは、ドキドキいたしますね。アメリカなどでは注目裁判の生中継とかあるらしいですが、日本では絶対に有り得ませんからね。しかも、ドラマと当時の映像がシームレスに繋がっている。これは、恐い、ドキドキするドラマでございます。
東京裁判に関しては「私は貝になりたい」という有名作品がございますが、ワタクシはあの作品が大っ嫌い。ずっと、避けておりました。なんかね、不条理な裁判で苦悩するフランキー堺さんの映像がトラウマになっていたのでしょうか。リメイクされた所ジョージ版や中居正広版など、ことごとく遠ざかっておりました。今回も観るのが恐かったですが、とりあえず落ち着いて観ておれます。ワタクシの方が、枯れてきたのかも知れませんね。