«前の日記(2016-10-13) 最新 次の日記(2016-10-15)» 編集

薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

2008|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|10|12|
2015|01|03|12|
2016|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|

2016-10-14 【平和賞と文学賞は、なんか政治的なきな臭さを感じるのですけどね】

親に始めて買ってもらったLPレコード(若い人には分かるかな?)は、アグネス・チャンのコンサートのライブ録音のもの。デパートで欲しそうに眺めていたら、母親が後からコッソリ購入して、サプライズプレゼントしてくれたのでございます。CD化されてないようですので、今では貴重なレコード。ワタクシの思い出的にも、やっぱり貴重なレコードでございます。

ガロの『学生街の喫茶店』という歌に出会ったのも、そのレコードが始めて。そして、当時、小学5年生のワタクシは、「『ボブ・ディラン』って何じゃろ?」って思いながら、そのレコードを何回も何回も聴いたものでございました。

ワタクシも結構な年齢でございますが、それでも、ボブ・ディランにはあまり馴染みがない。多分、ワタクシのひとつ前の世代の人の方が、強い影響を受けているのではないでしょうか? もちろん、ワタクシもBGMとしては聴いているでしょうから「あ、これ、聴いたことある」くらいの認識でございます。

まぁ、しかし、村上春樹さんも嫌われたものでございますねぇ。ただ、このままずっと「ノーベル賞取る取る詐欺」を続けていた方が、注目を浴び続けるという点では得かななんて思っております。この時期になると、毎年、大型書店が特設コーナーを作ってくれますからね。

その特設コーナーの裏側を、ニュース番組が密着取材しておりました。昔、書店で働いておりましたので、ちょっと興味深く見ておりました。でもね、笑っちゃったのは、その書店の担当者が2人とも「ボブ・ディラン」を知らなかったこと。「なんか、そら耳的に『ボブ・ディラン』って聞こえたけど? 誰?」とか言って大騒ぎしている。20代くらいの人達でしたから、その年代ですとそんなものなのでしょうねぇ。

そういえば、昔、ボーカルのレッスンに通っていた頃、最初の授業は英語の歌の歌詞の和訳でございました。ワンフレーズも歌うことなく、歌詞の和訳だけでワンレッスン終わったことを覚えております。英語の歌を歌ったり聴いたりするとき、歌詞の意味がすんなり頭の中を通り過ぎて行くかどうかは、大きいですよねぇ。これを機に、ボブ・ディランをみっちり聴きこんでみようかとも思いますが、難解な歌詞が多いとのこと。聴く前から、腰が引けております。

とにもかくにも、ボブ・ディランさん、受賞、おめでとうございます。授賞式が、今から楽しみでございます。授賞式で歌ってくれるかな? まぁ、それはないか(笑)。


«前の日記(2016-10-13) 最新 次の日記(2016-10-15)» 編集