店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
親に始めて買ってもらったLPレコード(若い人には分かるかな?)は、アグネス・チャンのコンサートのライブ録音のもの。デパートで欲しそうに眺めていたら、母親が後からコッソリ購入して、サプライズプレゼントしてくれたのでございます。CD化されてないようですので、今では貴重なレコード。ワタクシの思い出的にも、やっぱり貴重なレコードでございます。
ガロの『学生街の喫茶店』という歌に出会ったのも、そのレコードが始めて。そして、当時、小学5年生のワタクシは、「『ボブ・ディラン』って何じゃろ?」って思いながら、そのレコードを何回も何回も聴いたものでございました。
ワタクシも結構な年齢でございますが、それでも、ボブ・ディランにはあまり馴染みがない。多分、ワタクシのひとつ前の世代の人の方が、強い影響を受けているのではないでしょうか? もちろん、ワタクシもBGMとしては聴いているでしょうから「あ、これ、聴いたことある」くらいの認識でございます。
まぁ、しかし、村上春樹さんも嫌われたものでございますねぇ。ただ、このままずっと「ノーベル賞取る取る詐欺」を続けていた方が、注目を浴び続けるという点では得かななんて思っております。この時期になると、毎年、大型書店が特設コーナーを作ってくれますからね。
その特設コーナーの裏側を、ニュース番組が密着取材しておりました。昔、書店で働いておりましたので、ちょっと興味深く見ておりました。でもね、笑っちゃったのは、その書店の担当者が2人とも「ボブ・ディラン」を知らなかったこと。「なんか、そら耳的に『ボブ・ディラン』って聞こえたけど? 誰?」とか言って大騒ぎしている。20代くらいの人達でしたから、その年代ですとそんなものなのでしょうねぇ。