店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
豊洲がどんどんグダグダになっていっております。いや、揉めてる場合じゃないでしょ。東京オリンピックも控えておりますし、ここは前向きで話を進めないと。怒っていらっしゃる方々は、みんな「騙された!」と叫んでおりますが、それって「メンツ」を気にしているだけでしょ。あ〜あ、メンツとか、バカバカしい。さぁ、揉めてないで、前へ進みましょう。
そもそも、長期の工事中に誰も気がつかないということは、現場の人間はほぼ全て、地下に空間を作るものとして工事を進めていたわけでございます(大笑い)。今さら騒がれても、寝耳に水でしょうねぇ。なんかね、上から「適当にやっておけ」と言われて、適当にやったら、後から「騙された」って言われている。そんなところじゃないでしょうか。
当店も、ときどき工事が入ります。昨年末から年始にかけて、給湯器を総入れ替えするという工事をいたしました。施工主、つまりワタクシの完成予想図と、工事をする人の考えが食い違うということは、よくあることでございます。
例えば、ワタクシは給湯能力を考えて、見栄えは度外視して出来るだけ短い配管で引き回して欲しいと思っております。一方、職人さんは、綺麗な工事をしたいと思うもの。多少配管が長くなっても、美しい施工を追及するわけでございます。うかっとしていると、自分の思惑とは違うものが出来上がったりすることもございます。意志の疎通は重要でございます。
あるいは、壁や天井を開いてみて初めて、「あ〜、こりゃ別ルート考えなきゃ」なんてこともよく有る話。豊洲でも、初めてみたら、後から後から問題が湧きだしたはずでございます。ひとつひとつ対処していくうちに、最初の設計とは全然違う物になったという可能性もございます。まぁ、本来は設計変更をするべきなのですが、どうせ地下に埋まってしまうものだしということで、気軽にやっちゃったかもね。
さぁ、出来てしまったものは仕方が無い。この出来てしまったものを、どう活用するかということに注目するべきでございます。本当に地下の有害物質は危険なのか? 市場が稼働すると、何千台ものトラックが出入りいたします。その排気ガスと比べても看過出来ないほどの危険なのか? ベンゼンベンゼンって言っておりますが、喫煙者の副流煙の方が、はるかに有毒っぽいのですけどね(笑)