店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
今日は、昨日の「高速道ナンバリング」の話の続き。昨日分を書いた後思い出したのですが、外国は、道路ごとに住所区分されている場合が多いとのこと。視線が地に着いた日常生活目線のネーミングですよね。対し、日本の住所はブロック単位で区分されていることが多い。これは、年貢を取り立てる際の田畑の境の名残でしょうか。日本の住所区分は俯瞰というか上から目線のようでございます。
ブロック単位と言えば、名古屋の繁華街、「キンサン」こと錦三丁目も、きれいな格子状になっております。若い頃、あそこで働いておりましたが、お客様にお店の場所を説明するのに苦労する。ワタクシはね、あのキンサンこそ、通りにナンバリングしてあったらといつも思っておりました。それを考えると、ストリート名と「アガル・サガル」で表記する京都の地名は実に合理的。さすが、かつての日本の都なのでございます。
では、本題に入りましょうか。当店におけるナンバリングを、ご紹介いたしましょう。まず、お部屋の番号。当店では各プレイルームをナンバリングし、分かりやすく、かつ間違いが起こらないようにしております。順番にAルーム、Bルームと命名し、その次はFルーム、Hルームと続き、Xルーム、Yルーム、Zルームとナンバリングしております。あれれ〜、おかしいなぁ、アルファベットが飛んでる。
これは、口頭で伝える場合、B(ビー)、C(シー)、D(ディー)が聞き間違いを起こしやすいので、あえてC、Dを飛ばして使っているわけでございます。X、Y、Zにしたのは、聞き間違いが起こらずに分かりやすいから。ただ、今ひとつ後悔しているのは、2号店が営業していた時期、2号店にA、B、Cと割り振ってしまったこと。1号店と2号店でユニーク性を持たせておけば、データ集計の際、お部屋番号だけでどちらの店舗か区別できたのですけどね。
あと、会員番号。以前は、お客様に会員番号を発行しておりました。数年前から会員番号なしで予約を入れられるようにしたのですが、常連のお客様を店舗内で管理するためには、何かしらのナンバリングが必要となってきたのでございます。しかも、既存の会員番号と重なってはいけない。でも、お客様に渡した会員番号と、店内だけの管理番号は区別が付くようにしたい。さぁ、どうする、どうする?
管理番号は6桁以上の大きな番号にしてしまうというのも考えましたが、どうも一目瞭然ではない。そこで思いついたのは、店内だけの管理番号には「−(マイナス)」を付ける。負数の会員番号にしてしまう案でございます。桁数を大きくする必要も無いですし、既存の会員番号と同じ番号を割り振っても区別が出来る。一目瞭然でございます。めでたし、めでたし。
国民総背番号制に、賛否両論がございますよね。確かに、自分が番号で管理されるというのは、あまり良い気分ではございません。しかし、世の中にこれだけコンピュータが浸透しておりますと、あらゆる場所でナンバリングは知らない間に行われております。そして、そのナンバリングが、ワタクシたちの生活をより便利なものにしているのは間違いないのでございます。