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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2016-08-01 【あの重たい金庫を一度に10個も注文して、宅配のお兄さん、ごめんなさいでした】

食べ物とテレビのお話が多いこの「ひとりごと」欄でございますが、たまにはお店のお話でもいたしましょうか(笑)。

当店の各プレイルームには、貴重品ボックスが設置してございます。え〜と、こんなの。

当店の場合、シャワールームがプレイルームから離れておりますので、お客様がお部屋から離れる時間がどうしても発生してしまいます。そういうシステムですと、貴重品をどうするかで、お客様をいろいろ悩ませたりすることになるのでございます。

明からさまに警戒心を見せるというのも、何かコンパニオンを疑っているようで気まずい。しかし、まったく無防備でいるというのも、落ち着かない。そういったお客様の心情をおもんぱかりまして、各お部屋にこういった「金庫」を用意しております。

なんか金庫なんて置いてあると「物騒だな」なんて思われそうでございますが、当店の金庫は、「何かを未然に防ぐ」という意味合いはあまり無く、「何かあっても疑わなくてもいい環境」を作り出すというために、用意しております。

人間、思い違い、勘違いというのは有るわけで、そのような場合でも、もし鍵の掛かる場所にしまっておいた物なら、明らかに第三者への疑いはしなくて済む。人を疑わなくてもいいというのは、実に楽なのでございます。そういった「気楽」な環境を作るために、重々しい金庫を用意しているわけでございます。

余談ですが、日常でも「俺は、信頼しているから鍵を掛けない」なんてシチュエーションが有るとは思います。それは、一見、信頼関係に結ばれた美しい人間関係の様に見えますが、もし何か起きた時には、どうしても相手を疑うということになる。

たいていそういうのは自分の思い違いだったりするのでございますが、やはり、「疑う余地」が残っていると、その少ない可能性を考えざるを得ない。ということで、用心深く鍵をかけるのは相手に失礼だという考えもあるでしょうが、ワタクシは、手の届かない状態にしておくのは「思い遣り」だと思っております。

さて、本題に戻りましょうか。当店の貴重品ボックスの鍵、シャワーに行くときにどうするかを迷われるお客様が、時々いらっしゃいます。あの鍵は、シャワールームの中まで持ち込んでも大丈夫でございます。そこで、シャワールーム内に、こんな物も準備してございます。

鍵を掛けるフックでございますね。このフックに気づいているお客様、なかなか少ないのでございます。置き忘れを防ぐためドアのすぐ横に付けてあるのが、かえって死角になっているのかもしれません。シャワールームで鍵の置き場に困りましたら、どうぞ思い出して下さいませ。

ということで、本日は、お部屋の「金庫」のお話でございました。遠慮して使っていなかったお客様もいらっしゃるかも。どうぞ、気楽にご利用下さいませ。では、では。


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