店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
セブンイレブンの「コク旨ソースのコロッケパン」。なんか知らんけど、毎日食べてる(笑)。最初の購入は、半信半疑。コンビニのコロッケパンというものには、なんかパサパサしたイメージがあって、あまり良い印象がなかったのでございますよね。ただ、陳列台にあまりにも「執拗な」販促材が張られておりましたので、「まぁ騙されてみるか、コンビニのコロッケパンがそんなに美味しいわけないやろ」→「ほんまや!(ほんまに美味しい)」となったわけでございます。
コロッケがソースで真っ黒になっているのがよろしいですねぇ、実によろしい、工場のパートのおばちゃん、実にいい仕事をしておりますねぇ。コーミソースというのがまたよろしいのかも。ほどほどに粘りけがあり、浸透せず表層に留まっているので、具の甘さを殺していない。芳醇なソースの香りと具の甘さが口の中で融合する。う〜ん、考えただけでジュルルなのでございます。
バンズ(パン)が、またよろしい。ふっくらしっとりしております。これがパサパサだと、それこそ画竜点睛を欠くということになってしまう。だいたい、具に力が入るとコスト削減でパンを手抜きしそうでございますが、そんなことはない。そんかわり、ちょっとお高めの¥130(旧製品は¥125)。ただ、水分で流し込まないといけないようなパンは興ざめ。唾液分泌量の少ない日本人にとっては、このしっとりパンこそが、王道なのでございます。
ソースに言及いたしましたが、ソースにはもう一家言ございます。それは、レジ横のジャンクフードを購入したときにくれる、袋入りのソースでございます。もうね、あれがシャビシャビ過ぎる。コンビニの製品開発部の方々、あれはいけません。改善して下さいませ。小袋を開けるときに、ソースがこぼれる。ジャンクフードにかけると、床や地面にポタポタ落ちる。食べるとき、手がソースだらけになる。これも、興ざめなのでございます。
ワタクシの価値観では、コンビニのジャンクフードは「買い食い」が原則。ですので、あれはお皿が無い状態で食べるものという認識がございます。どのコンビニも、ジャンクフードを入れる袋は、手に持ちやすいようにミシン目の入った袋を採用しております。ということは、コンビニ側も「買い食い」需要を認識しているわけでございますよね。で、ソースにその配慮がないというのは、これこそ画竜点睛を欠くということに他ならないのでございます。
あのソースは、もっとドロドロにすべきでございます。ケチャップぐらいのドロドロさが必要。フランクフルトやアメリカンドッグについてくる「ケチャップ&マスタード」は、手を汚さないようなパキッと折るタイプの容器に入っていたりいたします。あそこまでコストを掛けろとは申しません。もう少しドロドロさせるだけで、ソースのかけやすさ、食べやすさは、格段の差が出ると思うのでございます。コンビニの商品開発部の方々、よろしくお願いするのでございます。
さあ、どんどん話は飛んでいきますよ。付いて来てくださいね。袋入りの調味料と言ってさらに思い出すのは、学校給食で出た「マーガリン」。あれ、ワタクシが低学年の時には、四角いキャラメルのような形をしておりました。ただ、あれ、カチカチに固まっておりまして、とても食パンに塗れるような状態じゃなかった。それもあって、ある時期から袋入りに変わったのでございますよね。そして、事件は起きるのでございます。
小学校の低学年ですからね、全生徒がイタズラの天才でございます。さっそく新しいオモチャを見つけた悪ガキどもは、あのマーガリンを床に置いて足で踏むというイタズラを大発明(みんな、やったよね、笑)。足で踏むと、袋の一部がはじけてマーガリンが水平方向に激しく飛び出すのでございます。教室の中で二手に分かれ、大勢で相手の陣地に「打ち合う」のでございますが、下手な子が踏むと、横や後ろに飛んで、味方が負傷(笑)。床もスリッパもズボンもベタベタになるという、そして後からオシッコちびりそうなくらい先生にド叱られるという、地獄の遊びでございました。