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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2010-06-16 分身の術でそっくり!の巻

数年前から右ひざの調子があまりよくございません。いつもしびれたような感じがして、特にひどい痛みがあるわけではないのですが、なにげに気にしておりました。そこへ持ってきて、2週間ほど前から右ひじが最悪の状態。物をつかもうとすると肘の下あたりの筋肉に激痛が走り、力が入れられないのでございます。温湿布を貼ったりサポーターを巻いて暖めたりと、大変なのでございます。

そういえば、5年前に亡くなった母親も、やはり同じ膝と肘を痛めておりまして、立ち座りや物を掴んだりするのに苦労しておりました。やはり親子といいましょうか、似たような遺伝子を持っている故と申しましょうか、痛めている場所が全く同じというのは興味深い事でございます。実は、右ひざの調子が悪くなったとき、「母親の祟りか」なんてバカな事を考えたりしておりました。まぁ、さんざん親不孝しましたから、こんな考えにも至ったわけでございます。

すると、ここからがおとぎ話のようなちょっと不思議な出来事。死んだ母親が泣きながらワタクシの夢に出てまいりまして、「親が子供に祟ったりするわけないだろ」と叱られてしまいました。まぁ、もっともなお話でございます。見せ物小屋の「親の因果が子に報い〜」なんておきまりの客寄せ口上が有ったりはいたしますが、親が子に祟るなんてことを軽々しく考えるものではございませんね。

で、さらにもう一つ不思議な偶然がございまして、つい先日読んだ『三丁目の夕日』という漫画のストーリーが、これまた似ている。その漫画のあらすじは、小さいときに沼に落ちた弟を助けられなかった姉が、成長して病に伏せっているときにその病を弟の祟りだと思い込んでしまう。すると姉の夢の中に弟そっくりのカッパが現れて、「大好きなお姉ちゃんを祟ったりしないよ」と声をかけるというお話。あぁ、世の中には似たような話があるのだなと、納得したのでございます。

親子で似ていると言えば、ワタクシの目のまわりが、生前の母親の目にそっくりになってきましたねぇ。また、手の甲を見ていると、母親のそれにずいぶんと似てきたような気がいたします。母親は常々、「あなたは私の“分身”なんだよ」ってワタクシに言っておりましたが、体の様々な部分が似てくるにつれ、その分身という言葉の意味を、しみじみと感じるのでございます。


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