店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
本日は名古屋駅の近くに用事がございまして、それを済ませた後、ちょいとビックカメラに寄ってまいりました。まぁ、ああいったお店の中をブラブラするのは大好きなのでございまして、何も買う物がなくてもつい立ち寄ってしまう性分なのでございますが、本日は最初から購入したいものがございました。空気清浄機でございます。
実は、ここ数年、ときどき発生するVIPルームの“異臭”に悩まされておりました。どこからか忍び込んでくる下水の臭いなのですが、下水管関係を全部チェックしても異常なし。どうも壁のどこかの隙間から入ってきているようでございます。それで、隙間という隙間を全部コーキングで塞ぎまして、床も畳を取っ払ってビニールフロアに改装したけれど、まだ臭ってくる。
さらに、ちょっと高価な熱交換機付の換気扇を導入いたしましたが、24時間フル回転させても効果無し。下水の臭いというのはオナラの臭いと同じなのでございますよね。コンパニオンはそのVIPルームの事情を知っておりますが、お客様はご存じ有りません。「このコンパニオン、オナラした?」とあらぬ疑いをかけられてしまったコンパニオンも少なくなかったことでございましょう。
どうもお店が入っているビルの構造そのものに問題があるようで、臭いがひどい時にはビルの廊下まで臭いが立ちこめておりました。ビルの管理会社にも相談しましたが、地階があるビルの場合は、下水管が直接下水道に直結しておらず、一度、最下層に設置してある汚水タンクに溜まるそうでございます。そして、そのタンクがいっぱいになるとポンプが自動的に作動して、汚水を下水管に流し込むとのこと。ポンプが作動する時に、どこからか汚臭が漏れる“道”が出来てしまっていて、それでビルの中に入り込んでしまうのではないかとのこと。管理会社の人も、根本的な原因が分かっていないようでございます。
さて、前説明が長くなりましたが、その汚臭、入ってくるのは仕方がない。今までは換気をすることで臭いを消そうとしておりましたが、お客様が使用中に窓を開けっ放しにしておくわけにもいかない。そこで発想の転換(と言うほど大げさなものではございませんが)、臭いそのものを消してしまうことにしたのでございます。そう、空気清浄機でございます。最近はオゾンとかプラズマとか、何やら科学的な力で消臭する空気清浄機がブームだとのこと。どうせ買うのなら選択肢が多い方がいい。ということで量販店、「ビックカメラ」の登場でございます。
売り場でいろいろ眺めておりましても、いったいどれが効果あるのかとんと分からない。まぁ、そこそこ高価なものであれば性能もいいだろうという単純な発想で、ちょっと大きめの機種を物色しておりました。そして決めたのが、SHARPの「プラズマクラスター」という方式の空気清浄機。いや、このプラズマナントカにどれほどの効果があるかは分かりませんが、決め手となったのは、VIPルームに置いてあるSHARP製のテレビと同じ色だったということ。ただ、それだけでございます。ね、色がそろっているって、なんだかカッコイイじゃん。