店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ワタクシのお部屋はマンションの10階にございます。窓から見下ろすと、大きな立木が目に入ってまいります。今日の午前11時ごろでしょうか。ふと窓からその立木を見下ろしますと、立木の葉っぱの一枚一枚が、きらきらと光っております。葉っぱの表面が反射しているわけではなく、小さな小さなガラス玉を立木全体にちりばめたような感じでございます。
その無数の光点がきらきらと瞬(またた)く様は、まるで昼間に輝くクリスマスの電飾のようでございました。ただ、明らかに電飾と違うのは、その光の点がはるかに小さく、また星の数ほどに無数なことでございます。目をこらして見るのですが、その無数の光の点はまったく正体不明でございます。まだ朝露が落ちる季節でもありません。根から吸い上げられた水分が葉で蒸散し、水滴を作っているのでしょうか。あるいは、知らぬ間に雨が降り、逃げ遅れた水滴がいたずらをしているのでしょうか。