«前の日記(2008-10-07) 最新 次の日記(2008-10-09)» 編集

薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

2008|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|10|12|
2015|01|03|12|
2016|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|

2008-10-08 大自然は謎がいっぱい。ノーベル賞へのネタは尽きない

ワタクシのお部屋はマンションの10階にございます。窓から見下ろすと、大きな立木が目に入ってまいります。今日の午前11時ごろでしょうか。ふと窓からその立木を見下ろしますと、立木の葉っぱの一枚一枚が、きらきらと光っております。葉っぱの表面が反射しているわけではなく、小さな小さなガラス玉を立木全体にちりばめたような感じでございます。

その無数の光点がきらきらと瞬(またた)く様は、まるで昼間に輝くクリスマスの電飾のようでございました。ただ、明らかに電飾と違うのは、その光の点がはるかに小さく、また星の数ほどに無数なことでございます。目をこらして見るのですが、その無数の光の点はまったく正体不明でございます。まだ朝露が落ちる季節でもありません。根から吸い上げられた水分が葉で蒸散し、水滴を作っているのでしょうか。あるいは、知らぬ間に雨が降り、逃げ遅れた水滴がいたずらをしているのでしょうか。

もし空が飛べるなら、その立木のそばまで飛んでいき、その光の正体を突き止めたい。そんな衝動に駆られながら、しばらくその無数の光の点滅を眺めておりました。太陽とワタクシと立木との、三点の角度の関係でしょうか、きらきら光るのはその立木だけでございます。他の用事を片づけながら、その気になる立木をチラチラ見ておりましたら、正午ころには、いつの間にか光は消えておりました。何の光だったのか、結局正体不明でございます。

自然界には不思議なことがいっぱいございます。人類はその英知で、自然の摂理の大部分を解明したかのような自負を持っておりますが、まだまだ大自然は多くの謎を人間に用意してくれているようでございますよ。


«前の日記(2008-10-07) 最新 次の日記(2008-10-09)» 編集