店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
そもそも、どうして学校の先生に「更新」を義務づけたのだろうと思って調べますと、それは2000年の森喜朗(当時の)首相の鶴のひと声から始まるみたいでございます。「適格性を欠く教師」の存在や、「新しい教育の導入に際し、先生が旧態依然では変わらない」ということで、定期的に更新をさせて、先生方に「勉強」をして貰おうという狙いみたいでございます。
確かに、昔は「適格性を欠く教師」というのは時々いらっしゃいました。すぐにキレる先生。異常にやる気の無い先生(笑)。間違ったことを教える先生(笑、笑)。そして、人として尊敬に値しない先生、なんてぇ人も、時々いらっしゃいました。まぁ、森喜朗さんが「免許を更新させろ」と吠えたのも、理解出来るのでございます。
じゃぁ、免許を更新制にして、そんな「適格性を欠く」教師がいなくなったのかと言うと、それはどうなんでしょうぇ? 更新のために一時勉強したところで、それが教師の価値観や人間性まで変えるとは思えないのですよね。むしろ、「多様性」を散々謳っておきながら、教師には更新制度で「画一性」を求めるという矛盾も感じるのでございます。
そこで! ワタクシの結論! 「反面教師」なんてぇ言葉が有るように、教師は「みんな違って、みんないい!」で行きましょう! 適格性を欠く教師も、必要! そんな反面教師も、青春期の人格形成には大いに役立っているはずでございます。まぁ、小学校の低学年の先生は、「適性検査」くらいはやった方がいいかな。小さな子供ってのは、トラウマになっちゃいますからね。
学校の先生って、みんな、ほぼ経歴が同じでしょ。まず、大卒(か、大卒相当)。大学卒業後はすぐに学校の先生となり、定年まで教職、といった感じでしょうか。教員免許を取るためには大学の教職課程が必須なので、どうしてもみんな同じ様な経歴になる。でもね、この先生一途の経歴ですと、「世の中の荒波」にはほとんど触れずに生徒に対面することになる。これって、どうなんでしょうねぇ?
で、こんな提案はどうでしょう? 教員免許の資格を、かな~り緩くするのでございます。学力検査にパスしたら、その後、実際の学校で補助教員として実務経験を踏む。実務経験1~2年で他の先生方の推薦が有れば、晴れて教員免許取得! くらいの難易度はどうでしょうか? 年齢制限無し! 前科者OK! 元反社会的団体構成員OK! LGBT・国籍不問!
大学の教職課程なんて、惰性で受けている人が多い。しか~し、このワタクシの提案する制度ですと、少なくとも「自分で望んで選んだ道」でございます。何事も、自分で選択したことってのはパワーが出るものですよね。そして、人にものを諭すには、何かしらの「しくじり」を持っていた方が説得力が有るのでございます。ですから、過去のしくじりは問わない! というスタンスでございます。
学校には、「恐い先生」って、必要だと思いますよ。ヤ○ザみたいな先生が目を光らせていたら、イジメなんてのも減るのではないでしょうか? 日常に「恐怖」が無くなってきたせいで、いじめられている子の恐怖を想像出来なくなっているとも言えます。恐い先生ってのは、良い意味でのトラウマを生徒に植えつけるのでございます。