店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
昨日、ワタクシが書いたような事よりもっとスゴイ技術が、日経ビジネスに掲載されておりましたね。最新のデジタル技術を使ったハイテクオリンピックになる予定でしたが、無観客・パプリックビューイング無しとなってしまった今では、そのハイテクを享受出来るのは競技場に居る「関係者」のみとなってしまったとか。あ~あ、ばかばかしい。
オリンピックの「配信権」を持っているのはNHKと民放。ただこれは、地上波とBSのお話。ネットで配信となるとNTTが主導を握ることになるのでしょうが、このテレビ局と電話キャリアとの連携、日本では、ほぼ無いに等しい。というか、敵対心すら持っている。YouTubeが映像の世界中を席巻している時代に、あ~あ、何をやっているのだか。
今回のオリンピックは、日本の最先端デジタル技術のショーケース・展示会場となるはずだったのですが、それを世界中に誇示するチャンスはまた別の機会に流れてしまいましたね。これを言ってもせんないことではございますが、最初から「4年後にシフト」と決め込んでいれば、2024年に完全な状態でもっとハイテクなオリンピックを世界に見せられたかもしれません。まぁ、ほんとに、せんないことですけどね。
今回の「無観客」の決定は、感染者数の増大を見ての判断だと思われます。確かに6/21を境に、感染者数は増大の傾向にございます。ただね、ワタクシ、ずっと言ってますが、増えた・減ったに一喜一憂するのではなく、重要なのは病院の飽和度でございます。「増えた」と言っても欧米に比べれば桁違いに少ない数字なのですよ。「実際に病院のベッド・ICUが逼迫しているかどうか」を判断基準にするべきでございます。
また、都市部と地方では、病院の余裕に大きな差がございます。オリンピック期間は、都市部であふれた患者を地方へ運び、「日本中の病院が団結・連係して乗りきる」ということも出来たのではないかなぁ? でも、この「県境を越えた○○」というの、縦割り構造の日本はほんとに苦手。いろんなことがもったいないオリンピックになっちゃいましたね。