店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
また、都市伝説がひとつ、覆されました! 朝日新聞デジタルに依りますと、目に悪影響と言われ続けていた「ブルーライト」ですが、大した根拠が無いということを、眼科6団体が共同で公表したのでございます。朝日新聞デジタルの記事を、要約いたしましょう。
パソコンやスマホの画面が含んでいる「青い光」ですが、近年、目や体に悪いとされ、パソコン用の「ブルーライトカット眼鏡」なるものも発売されております。ただ、自然光に含まれる青い光の量の方がはるかに多く、青い光が網膜に障害ウンヌンというお話は、チャンチャラおかしいという事になったのでございます。
さらに、ブルーライトカット眼鏡には、目の疲れを軽減する効果は無いという研究結果があるそうでございます。また、子供は太陽光を十分に浴びないと近視が進むリスクが高まるとのことで、「子供にブルーライトカット眼鏡をかけさせるのは、発育に悪影響」とまで言い及んでおります。
以上が、記事の要約でございます。さんざん「ブルーライトカット」で付加価値を付けてきた眼鏡業界は、これから大きく進路変更をさせられるでしょうね。そもそも日本というのは、「ブルーライト」が大好きなお国柄。いくつかご紹介いたしましょう。
まず、テレビ画面。日本のテレビは、伝統的に、かな~り青白い画面設定で出荷されております。専門用語で言うと「色温度が高い」状態でございますね。洗濯物でもご飯でも、「黄ばんだもの」というのはイメージが悪い。そんな理由もあって、テレビ黎明期に青白い設定が好まれたのかも知れませんよね。ちなみに、アメリカのテレビは色温度が低め設定で、自然光に近い黄色あるいはオレンジ色がかった画面になっております(もちろん、日米のテレビとも、自分で設定を変えることは可能でございます)。