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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2021-01-10 【甘くみてました】

アカデミー賞を受賞した映画、『半地下の家族』が、地上波で放送されてました。録画したのを夜中にじっくり見たわけですが、まぁ何とも後味の悪い映画ですなぁ。そして、昨今では絶対に有り得ない残酷シーン。よく地上波で放送出来たなぁ。アカデミー賞の折り紙付きだからでしょうかねぇ。

でも、さすがアカデミー賞を取るだけのことはある! プロット(脚本)がとにかく面白い。演出も歯切れ良く、必要最小限な表現で話がどんどん進んでいく。その必要最小限のさじ加減が、絶妙なんですよねぇ。邦画にはないテンポ感でございました。

そして、あえて後味を悪くさせる勇気。そんな勇気は、今のハリウッドや邦画は持てないでいますよね。たとえクライマックスで悲劇が起きても、ちゃんとラストシーンで繕ってプラマイゼロにして映画を終わらせてしまう。モヤモヤをモヤモヤのまま放置して映画を終わらせられるのは、今の韓国映画がチャレンジャー状態だからでしょうか。

見る前は、この映画をちょっとバカにしていたのですよね。韓流ドラマに毛が生えた様な物だと勝手に決めつけておりました。見て、ビックリ。非常に出来の良い映画でございました。ただ、聞き慣れないせいか、韓国映画はいつも、登場人物の名前が覚えにくいなぁ。では、では。


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