店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
今日は、「初えびす」に行ってきましたよ! そのレポートを数々の写真を交えて、ご報告するのでございます。例年ですと、1/4の翌深夜に行くのでございますが、今回は疲れと夜の寒さとで深夜の強行は断念。午前中、9時頃に行って参りました。
これが、初えびすのホームグラウンド、上知我麻神社でございます。まぁまぁ混雑はしておりましたが、例年よりは少ないかな。熊手・お札を授与する場所に、整然と列が出来ていたのが印象的でございました。いつもはグッチャグチャですからね。
深夜の内に早々と売り切れる特大(3万円)や特製(5万円)が、まだ残っている様子でございました。特製は、タクシーに入るギリギリのサイズ。かつて購入して、パズルの様にタクシーの車内に押し込んで帰って来たのは、景気が良かった頃の懐かしい思い出。今回は「大(2万円)」を購入、いや授与でございます。
上知我麻神社の前で行われる、恒例のたき火。このたき火に、回収された前年の熊手やお札がどんどん放り込まれて焼かれるのでございます。昔は参拝者が自分で放り込んでおりましたが、ある時期から神宮が全部管理する様になり、今回はロープまで張られておりました。このたき火、深夜に見る方が炎の勢いも強く、趣がございますねぇ。
上知我麻神社で熊手とあきないえびすを授与され、それを持って、本宮の方へ参拝でございます。人の多さは、まぁこんな感じ。一人で行くと、この「持ちながら」というのがいろいろ面倒になってくる。頭でっかちの熊手、普通に立てかけるとすぐに転ぶ。ここは「ごめんなさい」と念じながら逆さまにして立てかけることもございます。これが、ある事件の原因になるのですが、それは後ほどのお話。
さて、熱田神宮でのお楽しみ、宮きしめん! しかし、お店の場所には移転の貼り紙が! 東門の近くに仮店舗で営業しているとのこと。この地図が、なかなかにクセモノ(笑)。熊手を抱えながら、東門の周りをさんざん探し回ることになるのでございます。もし紐があれば、熊手を背負っていたことでしょう。来年からは、そうするかも(笑)。熱田神宮で熊手を背中に貼り付けている人物がいたら、それはワタクシでございます。
熱田神宮に宝物館という施設がございます。まぁ、正倉院の名古屋バージョンだと思っていただければよろしいかと。その宝物館の敷地に入り、宝物館の脇を抜け、宝物館の裏側、そこに宮きしめんがございました。こんなん、分かるわけ無い! 軽い行列は出来ているけど、みんな苦労して見つけたのだろうな。
海老の天ぷら、大変美味でございました。写真でつゆに沈んで見えてませんが、れんこん・ほうれんそう・伊達巻き、かまぼこ、厚揚げ、がんも(?)...え~と、末広がりの8種類の具が乗っているそうなのですが、早食いのワタクシは、あまり良く覚えておりません。ということで、あっと言う間に、完食!
さて、やるべき事は全て済ませ、無事、お店に戻ってまいりました。ここで、ある事件が既に起きております。ワタクシ、この時点では全然気づいていなかったのですが、熊手の鶴の羽が片方取れているのでございます。熊手を逆さまに置いたときに、やらかしたのかもしれませんねぇ。そんなこともつゆ知らず(いや、きしめんにかけてませんよ、笑)、飾り付け!でございます。
うん、美しい。飾り付けたこの時点でも、まだ、鶴の羽には気づいていない。気づかぬまま、写真撮影をやらかしております。この後、床の上に何やら白い物が落ちているのを発見! 実に奇妙な形をしている。ここで、これを「熊手の一部」と気づいたのは奇跡でしたねぇ。ゴミだと思い込んで、うっかり捨てていた可能性もございます。早速、接着剤で修復!