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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-12-08 【やりたい放題仕様】

今日の夜は、アップルの新製品が出るという噂で持ちきり。何でも22:30に発表されるとかで、ずっとネットのアップルストアを見張っておりました(笑)。何と、出たのはヘッドフォン! それも、デッカイ、重たい、高いと来たもんだ。税込で7万円弱のヘッドフォン! 誰が買うのでしょうねぇ。

このヘッドフォン、センサーだらけ。光学センサーやポジションセンサーなるもので装着状態を感知し、その変化に応じて音質を変えるとか。更に、加速度センサーも付いてる。音声通話はもとより、ノイズキャンセリングや外部音取り込み用のマイクは、なんと9つも装備! まさに、「容赦ない」仕様(笑)。まぁ、「信者仕様」とでも申しましょうか(笑)。

もっとも、基本的な機能はAirPods Proのそれをそのまま踏襲しているのですが、形が大きくなったということで、いろいろ制約がなくなっている。それゆえに、やりたい放題設計でございますね。ただねぇ、重さの384.8g、これ、どうにかならなかったの? ちなみに、今、ワタクシの部屋の冷蔵庫に入っているちょっと大きめのりんごを計ったら、330g程度でございました。りんごを頭の上に乗せている感じかぁ。

でね、ヘッドフォンのお話はどうでもいいのよ。ワタクシが最近気にしているのは、アップルの「空間オーディオ」という技術。これ、頭の向きを感知して、それに応じて音場も補正するという技術。映画などを見ていて、ふと頭が横や後ろを向いても、サラウンド音の正面は常に画面の方に有るように聞こえてくるという優れもの。ヘッドフォンを装着している事を忘れさせる技術でございます。

これ、仮想リアリティでは昔から課題になっていた事なのですよね。ヘッドマウントディスプレイで見る立体映像というのは、頭の動きに合わせて画像も動く。しかしヘッドフォンで聴く立体音声を頭の動きにどう追従させていくか? ゲーム音の様な人工音ならば処理は簡単ですが、現場で収録した自然音だと、これはチョイト難しい。それが、この空間オーディオの技術で大きく前進しているのでございます。

ワタクシ、コロナのずっと前から、オリンピックは仮想リアリティで配信すればいいと申しておりました。オリンピックの費用が膨張していく昨今、設備の収容人数は最小限にして、その代わり、膨大な全世界の視聴者に仮想リアリティで見せるという方法でございます。膨大な視聴料が見込めますよ。予算難のオリンピックが一転、ボロ儲けオリンピックに変身でございます。

コロナでオリンピックが延期になって、丁度良かったですよ。今からでも遅くない。オリンピックの仮想リアリティ配信に向けて根回しとか始めませんか? もうね、巨大な施設に大勢入れてチケット収入を当てにするとか、時代遅れなのかもしれませんよ。これからは薄利多売の仮想リアリティで、全世界を市場にするオリンピックにするのでございます!

来年、無理矢理オリンピックを開催しても、多分、コロナがらみで満席にする事は出来ない事が予想されますよね。スキスキの観客席のところどころにカメラを設置し、会場内の好きな場所を選んでバーチャルで観戦出来るシステムとかどうですか? あるいは、選手のすぐ横にカメラを立てる事も出来る。ほら、バーチャルなら「やりたい放題」でございますよ。では、では。


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