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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-12-05 【香水の聴き方】

「瑛人(えいと)」さんの「香水」という歌が大ヒットしてますでしょ。いきなり紅白歌合戦への出場も決まり、NHK総合の『SONGS』にも出演しておりました。もう何度も聴いてはいたのですが、なんかワタクシにはあまりピンと来なかった歌なのですよね。「香水」で歌われるモヤモヤした恋愛感情は、ワタクシには枯れてしまったのでしょうかねぇ。

ワタクシにとって香水の香りってのは、もう水商売の思い出しかないのですよね。有名な香りが漂ってくると、「アッ、これ、あの店のあの子が付けていたな」なんて思い出されるくらい。そして、香水、お酒、タバコの香り、これらがワンセットで混ざり合って思い出されてくる。こんなんですから、香水で淡い恋愛の思い出なんて、出てきやしませんよ。

でね、つい先日、深夜のラーメン屋で、台湾まぜそばを食べておりました。すると、店内のBGMでこの「香水」が流れてきたわけでございます。店内のガヤガヤとした話し声、厨房から聞こえてくるカチャカチャとした食器の音、絶え間なく響いてくるお湯のたぎりや水の流れる音。そんな喧騒の中で聴くと、この「香水」という曲のモッタリとしたリズムが、実に心地良く心の起伏に乗っかってくるのですよね。

「あぁ、この曲は、こういう聴き方をすれば良いのか」と察したものでございました。なまじっか香水というものに余分な思い出がたくさん貼りついている。そのために、ついつい、歌詞の内容を追ってしまいましたね。「歌詞の内容は他人の人生、知ったこっちゃない」とばかりに、曲のグルーブ(ノリ)にただ乗っかればいいということ。音楽につい哲学を探してしまうのは、昭和生まれの悪い癖でしょうか?

ちなみに、台湾まぜそばに、特に意味はございませんよ(笑)。行きつけのラーメン屋、久しぶりに行くと、いつの間にか新メニューがいくつも増えていて、ビックリさせられます。テイクアウトも積極的に増やしてますし、飲食関係、大変なのでしょうね。応援してあげたいけど、ダイエットもしなくちゃいけないし...では、では。


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