店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
当店、4月に愛知県の休業要請に応じた件での休業支援金は受け取っております。しかし、国が支給している「持続化給付金」は申請しておりません。税理士さんに書類をひと通り揃えてもらったのですが、ウェブ受付の冒頭で性風俗店は門前払いをいただいたのでございます。
この件では国を訴える風俗店も出たようでございます。きちんとしているお店も多いのですが、しかし、風俗業界全体としてはあまりにも脱税をするお店が多い。そしてまた、風俗店の存在を歓迎しない方々も世の中には多い。「商売をさせてもらっている」という立場を考えますと、まぁこれはこれで仕方がないかなと思っております。
でね、その持続化給付金で「不正したかも」という相談が、愛知県警に相当数入っているそうでございます。先日、首謀者が逮捕され、その甘言に乗ってしまった人達が慌てて相談しているみたいでございます。経産省は「調査が開始される前に返還すれば、加算金は求めない」と言っておりますが、すでに首謀者に払ってしまった手数料は、戻って来ないでしょうねぇ。
ワタクシ、ネットでは「疑う心」が必要だと申し上げました。甘言に乗って犯罪の片棒を担いでしまった人達ってさ、冷静に考えれば犯罪だと分かるはずだよね。でも、首謀者の「犯罪ではない」「何十万人も申請している」「絶対ばれない」なんて言葉を信じてしまう。騙されたのは多分、普通の若者ですよ。普段、普通にツイッターやインスタグラムに熱中する若者のはずでございます。
もしかしたら、その首謀者のアカウントには何十万人という「フォロアー」がいたのかも知れません。あるいは、その首謀者の甘言には何万という「いいね」が付けられていたのかも知れません。そんな数字でつい、信用してしまったのか? あ~あ、今やそんな数字、安価で買えてしまうのですけどねぇ。
この「疑う心」というの、「ネットリテラシー(ネットを使う技術)」ともうします。今や、小学生ですらネットを使う時代でございます。出来得れば、小学校から、このネットリテラシーを教育して欲しいなぁ。不正請求の甘言に乗ってしまった人は、10代~20代の若い人が大半とのこと。若いからネットリテラシーが高いというわけでもないのです。やはり、早い段階で教育すべきでございます。