店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
レジ袋有料化に伴い、多くの方がエコバッグを持参するようになっております。大手コンビニが、「レジ袋の辞退率は70%」とか発表しております。まぁ、細かいことを言いますと、「辞退率」って言い回しが、チョイト引っかかりますねぇ。な~んか、恩着せがましく聞こえません? 普通に「購入率30%でいいじゃん」
でね、そのエコバッグの普及で、いろいろ問題が発生しているようでございます。「万引き」の増加でございます。今までは手ぶらで入店し、レジ袋に入れて出ていくという流れでしたが、現在はエコバッグを持ったまま入店することになる。あるいは、他の店で購入したものが既に入っていたりする。万引きするヤカラにとっては、エコバッグが便利アイテムになっちゃいましたね。
でもね、これ、おかしな話で、今まででも口の開いたバッグを持ったまま店内をうろついていたら、店員は警戒する、あるいは注意するなんてことで万引きを少しでも減らそうとしていたわけでございます。エコバッグも同様に、怪しいヤカラは注意すればよいこと。そもそも、普通はお客も疑われないような行動を取るでしょ。エコバッグは使うまで畳んでおくとか。
ただね、日本の商店というのは悪しき慣習がございまして、「お客様を疑ってはいけない」という美徳がございます。このために、ついつい「声かけ」をためらってしまったりする。万引きというのは、やられる前に防止するのが得策。だから、「万引きのやり難い店だな」と思わせることが重要なのですよね。口の開いたバッグとか持っている客は、堂々と注意すればよろしいのでございます。
なんていうコメントでございます。お役所がこういった形で声明を出してくれると、お店側も声をかけやすい。注意を喚起する貼り紙なども出しやすいのでございます。店舗側も「お役所からも、こんな風に言われてますので」という感じでお客に切り出せば、角も立ちにくい。日本のお役所には、こんな気の利いた発言は難しいかなぁ。
まぁ、しかし、エコバッグ導入した途端に万引きが増えるとか、日本の民度の高さも怪しいですよ。教育現場が、長年、道徳教育を放棄してきたツケが、今後、どんどん回ってくる感じがいたします。無信仰な日本人こそ、幼少期に道徳教育の重要性が語られるべきだと思うのですけどねぇ。