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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-04-02 【同じ方を向くって、ミーアキャットかよ!】

業務連絡をひとつ。恒例の「星野ちとせ限定割引」の申し出をいただいてます。4/4(土)からの実施です。よろしくお願いします。

星野ちとせ限定割引
 <電話予約のみの割引です>
 期間:4/4()~4/23(木)
 40分・60分のコース ¥1,000割引
 90分のコース ¥2,000割引
 ※他クーポンと併用可能

さて、あれだけ「一般人のマスク使用」を否定していたWHOとアメリカ政府が、マスクを容認し始めました。ニューヨーク市は、「一般人は布を巻け、マスクは医療従事者優先」とのこと。まぁ、真っ当な判断でございますね。国民にマスク2枚を配布して医療従事者がマスク不足で感染とか、日本式がますます本末転倒に見えてきたのでございます。

アメリカがなかなかマスクを容認しなかったのは、その「イメージ」も関係してるでしょうね。アメリカじゃ、「マスク=犯罪者」のイメージですからね。それが潜在意識となって、飛沫を防ぐという効果は理屈で分かってはいても、受け入れるまでに時間がかかったのでしょう。

日本政府と官僚が、ますます、一般の感覚から乖離していっております。また、その政治家をマスコミが囲み取材とかしてますが、そんなマスコミにも危機感が皆無。というか、政治家も無知、マスコミも無知、無知どおしで質疑して、何の進展が得られるのか?

まず、囲み取材なんて危険なことは、禁止すべきですよね。そして、政治家の会見は、必ず、政治家の横に専門家を付き添わせるべき。月曜日の小池都知事の会見などは好例でございます。広い会場に十分な間隔を空けて座れるようにすべきで、質問をするマスコミ側も専門知識の有る人が参列すべきでございます。

安倍首相も、官僚の意見はよく聞いてそうですが、専門家との話し合いをどれだけやってるのでしょう? その専門家とのやり取りを、オープンにして公開すべきです。国民が不安になるのは、オープンでないから。何が起きているのか分からないから。震災のときのメルトダウン隠蔽の頃の体質と、何ら変わってないのでございます。

日本ではマスク配布の方法で喧々囂々となってますが、韓国では国民一人一人が持つIDカードでマスクの購入数をチェックし、1日○枚までという規制を守らせております。あぁ、何というスマートな方法であることか。日本にも、マイナンバーカードってのが有るのですけどねぇ、今回、な~んの役にも立ってない。

マイナンバーカードも、こういったときの利便を考えると、十分に「自分にとって有益なもの」というプラス面が有るのですが、どうもマイナス面ばかりが取り沙汰されて、今ひとつ普及に至らない。危機管理のためのマイナンバーカードの利用、今後、もっと議論されて欲しいですねぇ。

まぁ、いろいろ不満はございます。しかし、自国の政府・官僚が「頼りない船」と分かっていても、その船に乗らざるを得ないのが非常時というもの。「韓国や台湾の船の方が安全そうだな」と思っても、そちらに乗ることは出来ません。そう、今の日本人全員に必要なのは、「頼りない船に乗る覚悟」でございます(笑)。

乗るとか乗らないとかいう議論は、こんな非常時には不毛。議論は、物事を停滞させるだけでございます。今、そんな余裕は無い。戦時中の旧日本帝国のスローガンみたいですが、みんなが「同じ方向」を向いてひとつ船に乗るしかないと思っております。頼りない船ではありますけどね。

学生の頃から、部活の部長をやったり、成人になってからはお店の店主になったり、そんな経験をしてますと、部員や従業員が「同じ向き」を向いているときのパワーというのをよく知っております。逆に、みんなが勝手な方向を向いているときの、そのリーダーが感じる異様な「重たさ」というのもよく経験いたしました。

厳格な国民管理で無理矢理同じ方向を向かせる中国、反日というスローガンでみんなが同じ方向を向いてしまう韓国、奇しくも、こういった国のウィルスへの対応が、思いの他うまく運んでおります。やはり、同じ方向を向いたときのパワー、侮れませんよ。では、では。


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