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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-01-19 【まだ4Kじゃないの?と言われているよう】

大河ドラマ、いよいよ始まりましたね。早速、観てみました。いやはや、やっぱり、分かりやすい! 善人は善顔、悪党はちゃんと悪党ズラしてますから、何も考えずに観ていられる。『いだてん』が難解でしたから、分かりやすさもひとしおでございました。

冒頭から広大な風景描写、そしてチャンバラ。最初に視聴者の気持ちを掴もうという、気迫のこもった演出でございます。大河ドラマで時代劇が受けるというのは、大自然がメインの絵面(えずら)のシンプルさも手伝っていると思います。近代劇ですと、どうしても文明の利器が画面に入り込んでくる。ガチャガチャとした疲れる絵面になるのですよね。

そして、今回は、幼少期は無し。いきなり主役の「長谷川博己」が登場でございます。オリンピックの関係で、全体の話数が大きく減っているのも影響しているでしょうね。そもそも、朝ドラや大河の幼少期演出ってのは、子役を起用するための事務所への忖度。元より、是が非でも必要という演出ではございません。

ただねぇ、衣装が派手ですねぇ。そして、画面の彩度もかなり高め。うちの安物テレビだと、黄色い部分がほぼ潰れている。これは何ですかねぇ...「まだ、4Kじゃないの?」というNHKからのメッセージなのでしょうか? でも、ちょっと、「この広大で色彩色な映像を、大画面の4Kで見たみたい」と思ったのは事実でございます。う~ん、NHKの陰謀にやられてるかなぁ。

でね、冒頭の広大な描写、それに続くチャンバラ、この流れですぐに思い出したのが、43年前に公開された『スターウォーズ』。一番最初のエピソード4でございます。もっとも、あのスターウォーズも黒澤映画の焼き直しみたいなもの。とにもかくにも、時代劇の定石をきっちり守っている感じはいたします。

大河ドラマは生温かく見守るといたしまして、もうひとつ、NHKの気になるドラマが始まっております。『心の傷を癒すということ』というドラマ。阪神大震災で活躍されたある精神科医のお話でございます。キャストが実に厳選されておりまして、「ガチ演技、ガチ演出を見せるぞ!」というNHKの意気込みを感じるドラマでございます。

以上、『麒麟がくる』『心の傷を癒すということ』の感想でございました。明智光秀は、とかく「反逆者」として語られることが多いもの。今回、どの様に描かれるのか、興味がございます。では、では。


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