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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2019-09-15 【大相撲にもプロテイン?】

ワタクシの贔屓(ひいき)、隠岐の海が、珍しく(失礼)全勝で中日勝ち越しを決めております。「さぁて、この勢いで優勝だ!」と応援する気持ち半分、今までのノラリクラリを繰り返さないかなという諦め半分。阪神を応援するファンの気持ちと似ているかも知れません。

今日は、ラグビーの五郎丸歩さんがゲストでいらっしゃいました。立ち会いの重要さなど、ラグビーと大相撲に意外な共通点が有ったりするのを興味深く見ておりました。

五郎丸さんが、「力士の方もウェイトトレーニングをするのですか?」と北の富士さんに質問、すると北の富士さん、「最近は、する部屋も有るみたいですね」との返事。ジムに通う力士とか、ジムの機械そのものを相撲部屋内に設置している例も有るそうでございます。

解説者とゲストがそんな話をしているところで、土俵上時間いっぱいになったのが、徳勝龍と石浦。徳勝龍ってのは、ボテっとした伝統的な力士の体型。一方、石浦と言えば、筋肉隆々でお腹の出っ張りも少なく、プロレスラーの様な近代的な筋肉体型。

徳勝龍さんは、まさに、鉄砲やぶつかり稽古といった伝統的な稽古を重ねて来たという印象の体つき。対照的な石浦、この方は多分、近代的な筋肉トレーニングをされているのではないでしょうか。プロテインなども使って、科学的・合理的に筋肉を付けている感じがいたします。

最近、怪我で休場する力士の方が増えております。長期休場で番付を大きく下げてしまったり、あるいはそのまま引退になってしまう力士もいらっしゃいます。ここらへんで、「怪我をしにくい体作り」を稽古に盛り込む時期なのではないでしょうか。

そこで思い出すのが、イチローさんの言葉。「強い筋肉は必要ない、柔らかい筋肉を作るべき」みたいなそんな言葉だったと思います。有言実行の人、確かにその言葉どおりの柔らかい筋肉を維持し続け、現役中に怪我らしい怪我をしておりません。

「伝統」を重んじる大相撲の世界ですが、稽古の内容に関しては、もっと近代化あるいは科学的な方法論を導入してもいいんじゃないかなぁ。石浦関のような人が引退し親方となった時、そんな新しい風が吹くのかな? 石浦関、引退してプロレス転向とか嫌ですよ(笑)。そして、隠岐の海関、何となく頑張れ!(笑)。どすこい、どすこい。


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