店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
急な蒸し暑さで、すっかり、やられております。本日も、スポーツドリンクを2リットルくらいは軽く飲んでおります。汗で頭から水をかぶったようなワタクシの出で立ちに、驚かれたお客様もいらっしゃることでしょう。
ワタクシ、どうにも顔だけ大量の汗が噴き出すのでございます。若い頃からずっと。小中学生の頃、持ち歩くのはハンカチではなくてタオルでございました。夏場など、さんざん顔の汗を拭いたタオルを絞ると、水滴がポタポタと落ちたものです。それを見た友人は、ワタクシがイタズラで驚かせていると思い込んでおりましたが、ほんと、マジだったのでございます。
タオルを絞るで思い出しましたが、最近の子供さんは、雑巾を絞れるのでしょうか? と言うか、学校のお掃除で、まだ雑巾なんてのは使っているのでしょうか? 以前、当店にいた若い新人さんは、雑巾の絞り方を知らなかったのでございます。ワタクシ、これには驚いた。
小学校では、児童が使用する鉛筆の芯の濃さが、どんどん濃くなっているそうでございます。ワタクシの時代は、「HB」が標準。でも最近は、「B」や「2B」が多いそうでございます。手の力が弱くなっているのでしょうねぇ。ゲームパッドより重たい物を持った事の無い子供が増えているのかも(笑)。
鉛筆ってのは、Bの数が多いほどに芯の色が濃く軟らかくなっていく。逆にHの数が多いほどに、薄く硬くなる。HBの鉛筆しか使わなかった子供の頃は、6Bとか6Hなんて極端な鉛筆がとっても神秘的に見えたものでございます。そんな鉛筆、いったい誰が使うのか興味津々でございました。
後になって了解するのですが、細い線がいつまでも書ける硬い芯は製図用に、柔らかくて毛筆的な表現が出来る軟らかい芯は美術用にと、使い分けられているのでございます。そうそう、製図用のロットリングのペンが異常に学生に流行った時期がございまして、みんな製図をするわけでもないのに、高価なロットリングを購入して気取って使っておりました。
ペンで思い出すのは、ワタクシ、中学の授業で万年筆を使っていたことでございます。それも、チューリップの柄の万年筆(笑)。国語・算数・理科・社会、すべて万年筆で殴り書きでございます。間違えたら、斜線で消したり、塗りつぶしたり。ですから、グッチャグチャのノートでございました。文豪の殴り書きを気取っていたのでしょうかねぇ。
中には、万年筆を咎める先生もいらっしゃいましたよ。そこでワタクシ、ムキになって反論でございます。間違いを消してしまって「結果」しか残らない鉛筆書きと、間違いもそのまま「過程」が残るインクと、どちらが学習的ですかと....言おうと思ったけど、その勇気はございませんでした(笑)。