店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
お客様から、「以前、営業電話、してましたか?」と聞かれたのでございます。何やら、そういった営業電話が苦手で、来店が遠のいていたとのこと。当店は、オープン当初から、お店からの営業電話は一切しておりません。何かの勘違いか、あるいはコンパニオンが独自に行ったものをお店からと思い込んでいらっしゃるのか?
飲食業、つまり水商売ですと、この営業電話は必須のお仕事でございます。「1日に○本以上、かけなさい!」とコンパニオンにノルマを課すお店もあったりいたします。ところがですねぇ、風俗店となりますと、これが「やる派」と「やらない派」の二種類に分かれるのでございます。
当店は「やらない派」。やらない派の理由としては、やはり、いらっしゃるお客様はいろいろ「内緒」でいらっしゃっている方が多い。ですから、迂闊に電話をしたり着信を残したりすると、それが何らかのトラブルになる可能性がございます。よほど重要な連絡で無い限り、電話は控え、トラブルを避けようという理屈でございます。
一方、「やる派」の理由は、単純に「お水感覚」なのでございましょう。今や携帯電話が当たり前になり、電話以外にもLINEやメールといったコミュニケーション方法がございます。あまり神経質に考えず、どんどんお客様とコミュニケーションを取っていった方が商売的にプラスだという考え方でございます。
ワタクシが現役だった頃は、関東の方は「やらない派」、関西の方は「やる派」が多いというイメージでございました。土地柄も有るでしょうね。かっこつけ文化の関東はお客様との距離を置いた方がうまく行くでしょうし、交(ま)じらい文化の関西では連絡を取り合うことへの敷居はずっと低そうでございます。
と言うか、LINEやツイッターやフェイスブックなんて物が有る時代に、営業”電話”ってのは、いろいろ迷惑でしょうね。今のお水の人とか、やっているのでしょうか。とか言うワタクシも、ツイッターやフェイスブックなんてものを、ほとんど使いこなせておりません。そういった物こそ有効に使わなければと時々言われるのですが、何か、馴染めないのですよねぇ。人間が古いのかな?