店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
本日の午前中、たまたま桜通の近くへ出かける用事がございました。ちょうど、雨がシトシト降ってきた頃でございます。用事を済ませて、フラッと桜通の方へ出ますと、そこには蕩々(とうとう)と流れるマラソンの川が! ワタクシ、思わず、「行く川の流れは絶えずして...」と方丈記の冒頭を口ずさんでおりました。
名古屋マラソンのコース、そのほとんどが対面通行となっております。桜通のこの部分も、手前の車線は向かって左方向と言うか西へ、対岸(!)の反対車線は東方向に走っております。これだけ大勢の人が、皆ほぼ同じ速さで、ゆっきり流れておりますと、ほんと、まるで川の流れの様でございます。ワタクシ、「川の流れのよ~~おに~~」と思わず口ずさんでおりました。
見物の人の中に、「頑張れ~、頑張れ~」と絶叫し続けている人がいらっしゃいます。誰かを応援するというのでもなく、ずっと叫び続けてる。ワタクシが見ている手前側の車線は、まだまだ余裕の有る17km地点。でも、向こう岸の反対車線側は、息も切れる38km地点。そりゃぁ、絶叫して応援したくなるってものでしょう。
ゆっくりと流れていく巨大な人の波を見ておりますと、なんか自分が反対方向に動いているような錯覚に陥りまして、酔っ払いそうでございます。マラソンなんて、テレビの中継しか見たことございませんでしたが、この規模のマラソンを実際に見ますと、迫力有りますねぇ。まぁ、しかし、自分が走ってみたいとは、もう思いませんけどね。また肉離れ起こして迷惑かけるのがオチでございます。